作家で誰が好きかと言われたらぶっちぎりで夏目漱石なんですよね。

そのはるか下に島崎藤村とか志賀直哉とかかな。

やっぱり現代の作家に当たり外れは多いと思うけど、

時間のふるいにかけられてもなお生き残る作家に外れはあんまりありませんよね。

(もちろん好みにだいぶ左右されますけど…)


先日坊ちゃんを読んだことで、
漱石熱が高まり、
再び長い長い漱石読破ロードを歩みだしてしまいました。
(結局D論の忙しさから逃げたいだけなのかな…?)
 
ってことで、
今日はなんとなく、
個人的な漱石作品のランキングをつけました。
もちろん確定したものではなく、
そのときの気分で入れ替わりますが、
とりあえず今思ったとおりのものです。
 
小説でぼくの好きなものは、
 
1位:それから
 
日本一の不倫小説です。
失楽園なんてお話になりません。
(読んだことないけど…)

平岡もかわいそうといえばかわいそうだけどね…。

  
 
2位:彼岸過迄
 
大学を出たからっていい口がなかなかないのは、
明治時代でも同じようです…。
結局つてがものをいうのも同じようです。
 
個人的には市蔵のお母さんに同情してしまいます。
 
 
3位:野分
 
孤高の文士道也先生 vs 金力・権力のマッチアップ。
 

いろいろ考えさせられます。
 
 
 
かな。次点にこころ、行人てとこです。
 
続いて登場人物をランク付けしようと思ったんだけど、
なんで上に書いた作品が好きかっていうと、
単に登場人物が好きなところが大きいことに気づいたので、
やめにします。
 
ぼくは高等遊民にあこがれているようです。
(道也先生はちがいますが…)
もちろん貧乏人が資本家にあこがれるっていう単純に経済的なものではないですよ…。
 
 

  
小説しか(すら?)知らない人も多いかも知れませんが、
漱石の評論や演説にもすばらしいものがたくさんあります。
もう100年近く昔のものなのに、
今読んでも納得することができるものが少なくないのは、
普遍的な本質を突いているからなのでしょうか?
 
もしかしたらぼくがただ漱石好きだから、
偏った見かたになってるのかもしれません。
まあ個人的なランキングですからあまり気にしません。
 

 
1位:道楽と職業
 
科学者と芸術家とは、その職業と嗜好を完全に一致させうるという点において共通なものだそうな。
 
確かにいい身分ですよね…。
うまくいけばですけど…。
うまく行かないときは餓死するしかないようです…。
 
 
2位:学者と名誉
 
脚光を浴びる学者の後ろの暗いとこにも同程度に優秀な学者がたくさんいます。
その人たちはたまたま注目されないだけで屑ではないんですよ。
 
暗いとこにいてしかも屑学者にならないよう心がけます。
どうすればいいかわかんないけど…。
 
 
3位:近代日本の開花
 
今の日本を支える近代化の根本にある問題を指摘。
たしか行人の一郎が同じようなこと言ってたかな。
 
幕末から明治と近代化の幕開けの内側で育ったのに、
それを客観的に見れるのはやっぱり洋行のおかげなのか?
幅広いいろんな視野を持つことが大事ですな。
 
 
 
 
 
こんなところでしょうか…
なんかそれぞれについてもうちょっとまともなコメントしようかと思ったけど、
うろ覚えなんでやめときます。
そのうちもう一回読んだら感想文を書きます。