昨日は準夜だったもちゃです。
始まりから、穏やかにすぎていました。
何事もない事を祈っていましたが
最後の最後に一騒動ありました。
1人の患者さん
80代のおじいちゃん。
不安定狭心症で入院してきた人でした。
本当なら、もう一般病棟に行ってもいいくらいの状態だったんですが
病棟がいっぱいだったので、CCUに残留になってしまったのです
ちょこちょこおかしな行動をしたり
「壁が見える」
と変な事をいってみたりしていたので
完全な不穏スイッチが入る前に
お薬を使ったほうがいいかもしれないと
先生にもしもの事を考えて薬の使用指示を
もらっておいたけど
そのうち、おじいちゃんはイビキをかいて
眠り始めたので
そのまま眠ってくれるかと思っていました。。
夜中12時近くになり、
私はCCUの全患者さんのラウンドに回りました。
おじいちゃんは、まだ眠っています。
そのまま寝てくださいねぇ。。。
と思っていたんだけど
他の患者さんのラウンドを終えて戻ってみると
おじいちゃんは、立ち上がり
スタッフが2人かかりで抑えようとしていました。
え?
なんなん?
さっき寝てたぢゃん?
どうしたの?
ってか、危ないし・・・
まず座りましょう!
どうしたの?
すでに不穏スイッチが入ってしまっているおじいちゃんに
まともに話を聞き入れられる余裕はありません。。
聞くと、「トイレに行くんだ」と立ち上がっていた。
まだ、安静度的には歩いてトイレに行く事はできません。
しかも、バルンが入ってるので
尿は出ているのですから・・・
モニターをメリメリと外し
離せ!と大声を出し始める。。
82歳のおじいちゃんとはいえ
こういう時の力って半端じゃなく強い。
言葉で言っても、裕子とは聞いてくれないので
抑えるしかない。
とりあえず無理やり座らせ、動きを抑制しなければ
いけないけれど、なかなか座らせる事も
出来ない状態でした。
頑張って抑えようとしていたけど
手をつかまれ、
もちゃの右手の指を反対に反り返してきました。
イタタタタタタタタ・・・・
ちょっとお願いだから離せぇぇ~~~!!
そうこうしているうちに、ICUのスタッフも手伝いに来てくれて
5人がかりで押さえつけ、やっと横にする事ができました。
とりあえずは興奮状態を抑えなくてはいけないので
薬を使ったけれど、スイッチが入ってしまった状態では
そう簡単に効きません。
「お前らは、俺を殺すつもりか~!」
いやいや、あなたが自分で死ぬつもりでしょ?
まだPCI出来てないのに、そんなに動いたら
死んじゃいますよ。
モニターを外されているので
とりあえずつけないとまずい。。。
この状態だと、心電図変化しててもおかしくない・・・
そう思って、完全に抑制した後に
モニターをつけてみると
胸部誘導で、STがガバ上がりしていました。。
まずい・・・・
本人は、胸部症状なんてまったく訴える様子はありません。
何ともないらしい。。
こんだけ変化しているのに。。。。
動くの覚悟で、十二誘導を取ってみると
明らかに、心電図変化しています。。
明らかにattackです。。
当直に電話し、対応したものの
この不穏状態でカテをするのは安静が保てないので
危険。。
だけど、心電図的には絶対カテした方がいい。。
ニトロフラッシュし、シグマートを追加し
患者が落ち着くのを待つ事にしました。
だんだん、興奮状態が落ち着いてくるに従い
心電図も元に戻ってきました。
これなら何とかなりそう。。。
朝まで、またスイッチが入らない事を祈るのみ・・・
準夜の終わりに、一騒動起こされて
仕事を終えたわけですが
おじいちゃんに曲げられた右手の指が痛くてしょうがありません
帰る時は、少し痛みも和らいだかな?と思っていたけれど
チャリでブレーキをかけるにも痛くて仕方なかった。。
そして、今日も指は痛い。。
左と比べると明らかに腫れてます。。中指が特に・・・
突き指みたいな感じになっているみたいです。
イタイイタイ・・・・