熱も下がり、息ができなくなるほどの咳が残っていましたがそれもだいぶ落ち着きました。
明日から仕事復帰します。
報告しておりませんでしたが実は最近、犬をうちにお迎えしました。
ペットショップで目があってしまった7ヶ月のトイプードルの男の子です。
いつくらいだったかは覚えていませんが、膵臓癌になってから父が時々、「犬飼うか」と言うことが増えました。
父は気まぐれでそういうことを言って誰かに構ってもらおうとするところがあるので、母も私も「あーはいはい」と聞き流してきました。
その「犬飼うか」発言が今年に入ってだんだん増えていく。
テレビで犬を見かけると「いつ犬飼う?」と言う。
「犬がいれば治療も頑張れる」という父の一人言を母が聞く。
これはもう無視できないかと思い、父に最終確認。
今のお父さんは抗がん剤をすると副作用で熱を出して意識がなくなる時もあるし、手足の痺れで家の中をやっと歩いてる状態。
認知症気味でお母さんと私がいないと自分の身の回りのこともできない。
そんな状態で私もお母さんも犬の世話までは本当に大変だから勘弁して欲しい。
お父さんに何かあって入院とかすると犬の世話が疎かになって犬が可哀想なことになる。
と話すと父は「俺が欲しいみたいに言うな。俺の責任にするな。お前らが欲しいんだろ」
と言うので「じゃあ、やめよう。私もお母さんも今は犬は欲しくない」
と言うと父が小さな声で「犬飼うか」
と言ったので犬をお迎えしました。
性格に癖のある父は自分自身の願望すら素直に伝えられず、それが男のあるべき姿と思っているようで非常にめんどくさいのです。
私は父のそういうところと相性が悪い。
母はあの父がそこまでして犬が欲しいと言うのだから出来ることはやってあげよう。あとで父に何かあった時に後悔したくないという考え方のようです。
犬をお迎えして1ヶ月で私と母がコロナになり家に犬を閉じ込めておくのは可哀想だと悩んでいたらとても親切なペットホテル兼しつけをしてくれる場所を見つけて、うちのワンちゃんは修行に行きました。
なんかうちなんかに振り回されてとても可哀想なことをしてしまいました。
帰ってきたらいっぱいいっぱい可愛がりたい。
そのトレーナーさんが言うには、犬にとって6ヶ月から7ヶ月くらいが1番大切な時期。
その時期にしつけをして人間社会で生きていく術を身につけることでその犬のその後の十数年が幸せなものになる。
持って生まれてきた性格は変えられないけど、その性格が強化される前にしつけをしてあげたい。と母に話したそうです。
そんな問題行動のある犬ではありませんでしたが、プロが言うなら間違いないです。
持って生まれた性格は変えられない。
父の性格も私の性格も変えられないのだから仕方ない。
最後まで私と父はケンカするんでしょう。