要町病院で腹水を抜いたら、
次の日ゴルフに行けるくらい元気になる


みたいなイメージで先生には説明されたのだが、
叔母はまさかゴルフになんて行けそうにもない。
階段3段登ることすら必死。


腹水を抜いて要町病院を退院して、5日。
元気になるどころか、
日に日に具合が悪くなっているような気が。

全量抜いた腹水も、

すごいスピードでまた溜まりだしている。

そして、感じる尿意と実際の出る量が比例しておらず、
何度もトイレに行くわりには、出ていない様子。

目も焦点が合わないとかで、痩せた顔に目だけぎょろっとさせて、ぼーっとしている。
食べることがあれだけ好きだったのに、食欲がない。


なのに、
夕方電話してきて、
揖保乃糸があるかと聞く。

どーーしても食べたくなったから、
一把でもいいから欲しいと言う。


子供3人引き連れて、

揖保乃糸を買いに行った。

 

 

お寿司や牛肉があれだけ好きな叔母が、

今どうしても食べたいものが揖保乃糸か。

 

最後の晩餐

という言葉が頭をよぎってしまった。

 

 

復縁した従姉妹からは、

「昨日の夜、何かの気配を感じた。

 ようやくお迎えが来たみたい」

と怖いラインがきた。