あれってよくよく見てみるとぜんぶ本当の木ではないことはお気づきでしょうか。
厳密にいうとアレは木ではなく、(たぶん)コンクリなどで作られたいわゆる擬木というものらしいです。
こんなホームページを見つけました(･ω･)b
TDRだけでなく、公共の公園や観光施設などでも使われてますよね。
昔々学生時代に友達とTDR(当時はTDLしかありませんでしたが・・・）行ってそれに気がついたときには、これってニセモノじゃん∑ヾ(￣0￣;ﾉと、がっかりしたものでした。
そのころの私の認識は、ちゃんと木材を使っているものがホンモノで、コンクリなどで作られたものはニセモノでした。
その後、独身時代の最後のころあたりからガーデニングに目覚め、植木鉢やベランダの飾りとしてホンモノの木の箱や樽を探し求め、買い集めてたんですが、そのころはとにかく「ホンモノの木製品」にこだわってました。
まだネットもないような時代でしたし(歳がバレる(＞_＜)、家の近くにDIYショップとかもなかったので、探しどころとしては職場近くの東急ハンズやちょうど雑貨屋さんなんてものが流行りだしたころなので、そんなところで物色してました。
ちょうどガーデニングもブームだったころなので、ちょこちょことそれらしい木の樽や箱も手に入りました。車も持ってなかったので、でっかい荷物を抱えて電車で帰宅したことを覚えてます(^▽^;)
北海道に住むようになったのは、ひとえに私のガーデニング趣味がこうじて・・・といったところなんですが、
当時の私の宝物として、そのころの木の箱も樽も持ってきました(;^_^A
研修も終わって晴れてリッパな酪農家として就農したときも、ちゃんと持ってきました。
さて、ワクワクしながらそれらの宝物を玄関の外に並べると･･･なんか、ちっちゃい(￣Д￣；；
それでもガンバっていろいろ小道具を揃えてそれらしい玄関に仕立ててましたが、ひと冬越すたびにどんどんボロくなり・・・( ﾟ ▽ ﾟ ;)
最後にいっぱいに土を入れてプランターにしましたが、２年くらいで壊れましたo(；△；)o
じっさい広い(広すぎる！)お庭を持ってみると、アパートのベランダなんかとは比べ物にならないぐらい手間もおカネもかかり、仕事も忙しくついでに子どもも産まれちゃったりしたころには・・・まったく庭仕事など手をつけようもなくて、取り揃えた木材のプランターやラティスフェンスやブランコ、ウッドデッキに至るまで・・・
気がつけば、ぜ～～～んぶ、ボロボロ・・・。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡
ひろ～～いお庭を全面をかわいく、まるでディズニーランド！みたいに仕立てることに苦労し、大失敗した、その時に思ったのは・・・
ニセモノでもいい。すぐに腐らないで長持ちして欲しい
ということでしたo(；△；)o
木製品にこだわって、買い続けて、木工作にも手を出してみた、今だからわかります。
TDRのアレは、すばらしいものでした。
雨風にさらされ、土に埋められたとしても、腐らない。
擬木バンザーイ
しかも、ホンモノの製材というのは、だいたいすっごくキレイなもので、私にとってはキレイすぎる。まあ、少し古びた感じを出すための塗料というものもあるのですが、それでもキレイすぎ。
もっと、あの表面のゴツゴツした感じとか、歪んだ感じを出すには、そもそもホンモノの木材では無理なんです。
こんな看板とかもすっごく理想的なんですが・・・↓
じっさいにはこんな形の木の板なんて手に入るわけもなくo(TωT )
あってもすぐに腐ってボロボロ。
擬木を使わなければ、ぜったいにありえないものだったんですね。
今ではネットで全国どこのお店の商品でも見て回れるようにはなりましたが、正直いまだにTDRで見かけるような、どんぴしゃな木箱はありませんし、木の樽も売ってません。
あれは、TDRにしかないものだったんです。
というわけで今では私にとっては、TDRにあるものが「ホンモノ」で、そのへんのネットで売られてるものは「ニセモノ」という認識に変わりました。
あの、質感。色。そしてなによりあの絶妙なライン・・・
すべてが実に、ディズニー、だったんですね。
そして、ホンモノは決して手には入らない・・・・°・(ノД｀)・°・
そのうち、どこかでディズニーブランドのエクステリアを販売してくれないものでしょうか。
アイアンのフェンスとかは販売されているようですが、私の欲しいものではありません。
ぜひ、こんな感じの擬木のフェンスとか。
なんだったら、このままな感じの家、でもいいです。←わりと本気
きっと欲しい人はいると思うんだけどなあ・・・
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