物にはさまざまな製造工程があり、
今、身の回りにある「モノ」も、
大量生産のモノであったり・・・
1つ1つの工程が手仕事のモノだったり・・・
働く人、材料
そんな背景が見えます
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Osamu Matsuzaki is Artist of woodwork and lacquer
His teacher was father, and it learnt for five years.
And, it graduated, and the one-man show was held.
Man who respected his father showed the remarkable piece of work.
His one-man show has been held until the 29th this month.
last night, I went to the opening party ・・・・
陶芸の町・益子の窯元つかもと作家館ギャラリーで
茂木町の木漆工芸家・松崎修(オサム)さんの
卒業展が9月29日まで開催されています。
松崎修卒業展 FYI ↓
http://www.tsukamoto.net/temp/tougei_dsp.php?nrm=
昨夜は、その
オープニングレセプションにお招きをいただき
個展会場へ
修さんは、木漆工芸家のお父様・松崎融(とおる)さんに
5年間師事し、この度その修行を終えられました。
修さんは、大学卒業の頃、
父親の跡を継ごうと決め
門を叩いたのだそう
しかし、お父様は
「1度社会を見て来い・・・」と
入門を断りました
ツインリンクもてぎ内にある
広大な森・ハローウッズで
森のプロデューサー・崎野隆一郎氏に3年間師事した後、
父親の門をくぐった修さん
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修さんの卒業展を知った1枚のDM
DMを見ながら、作家に電話でインタビューをして
レポートを書くこともできたけれど・・・でも
私はそのDMの作品を見て・・・そして
益子陶芸美術館名誉館長・平野良和さんの
「・・・ご覧戴き、感じたままを修君にお伝え下さい・・・」の
紹介文を読み、
一刀一刀に込める想いのバックグラウンドを
生の声で聞き、知りたい
彼が父親に学んだことを伺いたい・・・と思った
作者の想いをお聞きしてから
作品を見るのが良いのか悪いのか・・・分からないけど
お聞きしたいと思った
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修さんは、インタビューの最後に
「父の仕事は、他の誰より量が多い(きっぱり)、
年中、コンスタントに制作を続けていて、
個展を今すぐに、と言われても3つ4つはすぐに開ける作品を蓄えている
ぼくは、そういう父を見習いたい」と、
畳み込むように、訴える目で答えていました。
修さんの仕事に対する姿勢もそうだけど
師としての父親への敬意を
アウトプットする目線に
修さん自身の仕事への決意と意欲を垣間見た。
お茶をすすりながら、溢れる感動も一緒に吞みこんだ
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今、レセプション会場では、
お父様・融さんのお弟子さんや、知人、修さんの人生の先輩友人らが
卒業を祝っています。
修さんは、「卒業と言えども自分ではこんなパーティーをしようとは思わなかった。
陶芸家・佐久間藤也さんが、一生に一度だから・・・と仲間と企画してくれた」と
あいさつしました。
お父様は、程よい距離感を置いて、息子で弟子の巣立へのあいさつをした。
「得てして、こういう仕事人は、生意気になりがちです。人様が日常に使う物を、日常の中で作ることが大切だ」と、修さんに、入門の際におっしゃられ、ほかは、教えたということはないという。
今、目の当たりにし、とても新鮮に思えた
親子で師弟関係という、
家族と他人の関係のバランスを保っている
最愛の人への最高の距離感
あ~、だから、松崎家のご家族さんたちは
他人がそこに、ぽっと入り込んでも
その空気が変わらずに、いるのかもしれない。
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レセプションパーティで使われた箸は
そして
レセプションが終わり・・・
会場の外に出ると
駐車場の上空には、半分よりちょっと膨らんだ
上弦の月が輝いていました
車のドアを開けようとしていた
同席した、歯科医師の牟田先生にごあいさつがてら私は話しかけた
「若い作家さんのデビューを、大塚町長さんはじめ、そうそうたる面子が集まって祝うって素晴らしいですね!
益子って、どんなにか素晴らしい街なんでしょう」と言うと
牟田先生は
「・・・ぅ~~ん・・・。 誰でも彼でも祝ってもらえる訳じゃないよね。
修君は、真摯な素晴らしい若者であることはもちろんだけど、
ご両親が注いできた周囲への思いやりが、今、修君に戻ってきたんだよ・・・
うん・・・そうなんだよ・・・世の中、そういうもんなんだよなぁ。
でもなかなか、できそうでできないんだよ」って暗闇の中でそうおっしゃった。
いい夜ですね・・・とわたし
いい夜だったな・・・と牟田先生
お茶と一緒に吞みこんだインタビューのあのときのように・・・
今夜の感動は
まばゆい半月の光が、さらに涙で滲んで、
月光がさらに輝きを増した
平野名誉館長さんが
感じたことを修君に伝えてくださいって
DMに書かれていましたが
30代、40代・・・それぞれの想いを
作品を通じて
見せてください
使わせてください
今夜、買い求めた
日常に使うケヤキの匙(スプーン)が
「やぁ! あの頃!」って
食卓で微笑んでくれることでしょう
パワーをいただける卒業展です
温而励


