真っ白なうるう年

いやいや降りました、積もりました

車で走りながら見るのとは違って

列車から見る風景は、ここはどこ？

初めて訪れる地みたい

まして、降り続ける雪景色を

先頭車両の窓から眺めるなんて

子どもみたいに、鼻を窓に着けるようにして見入ってしまいました

家にじっとしてようかな・・・と

思っていたけど、重い腰を上げて

列車で仕事に行ってよかったな

濡れたブーツで足の指が凍傷になるかと思うくらい冷たかったけど

一日を振り返ったら、雄大な雪景色が蘇って

４年に１度巡ってくる、

貴重な１日を真っ白で過ごせたんだもの

「はぁもにぃ」お雛御膳

益子駅舎内の「カフェ・はぁもにぃ」さんの、ひな祭り限定メニュー

「お雛御膳」
ちらし寿司・お汁・生ゆば・かき揚げ・・etc　1200yen

ひな祭りの、ガールズ月間ということで3月末まで（但し毎週水曜日＆3／5・6・7休み）
...
3人の女性スタッフの温かで明るい笑顔と会話もご馳走の内、店内には洋服、陶器、手工芸品も揃えてあります☆

【ハッピーサービス】
今回特別に、「Hiyamaさん（もしくはmoco姉）のfacebook・blogを見てきましたというと、

コーヒーか紅茶をサービスしてくださいます!!!

場所は、益子町観光協会さんのお隣のカフェです☆

どうぞ良いご縁を☆

5歳女児の益子

今日は、急遽、半日、５歳になる親類の女の子Ａちゃんの面倒を見ることに･･･

ママが風邪でダウン、パパはお仕事、お兄ちゃんはお友達と遊びに・・・だそうです。

女の子に、昨日の益子の雛めぐり・スタンプラリーの話しをしたら、

ペタペタ判子を押すのがダイスキなＡちゃんは興味を示して、

はい！今日もわたくし、益子に行って参りました（ふぅ～・笑）

午後１時１５分日下田藍染め工房さんをスタート

ここからずっと共販センターまで行って、そこから道路の反対側に行ってＵターンして

全部で23のお店で押印をします

藍染工房を後にしたとき、Ａちゃんが

「不思議な匂いがしたよ。ちょっと臭かったの。おじさんが、穴の中の水をかき混ぜてたよ。お水は黒かったの」と言いました。短時間なのによく観察してたな。

あ～、あれは、白い布を青くしたり紺色に染めたりするお仕事をしてるの

あいぞめっていうんだよ

ふぅ～ん･･･

そんな会話をしながら次の「陶庫」さんへ

無事スタンプを押したところで、ここの奥様に話し掛けられました。

ちょっと恥ずかしそうだったけど、ありがとうございました！ってご挨拶ができたＡちゃん

次の押印場所の「観音寺」に向かうとき、階段をたくさん上ります

その時に、4つの約束をしました

①スタンプ台紙の裏側の地図を見て、自分で場所を探すこと。漢字が読めないときは聞くこと

②お店の中に、もしも自分達以外にお客様が居なかったら、お店の人に、こんにちわって挨拶して、帰るときは、ありがとうございました・・・のごあいさつをすること

③お雛様もよく見て、焼物も見ること

④スタンプは、上下左右に力を入れて、キレイに押すこと

お店の名前が軒下だったり、屋根の上のほうにあったり、

キョロキョロと見渡しては、ひらがなのお店を、めざとく見つけ、大きな声ではしゃいでいます

「ヤキモノ」ってなぁに？？？　「はにわ」ってなぁに？？？

「このスタンプの地図に、人を描くとしたら、どれくらいの大きさになるかな？？？」

子どもならではの質問に、汗!!!　でもちゃんと教えましたよ（笑）

共販センターの大だぬきに、歓声をあげ

スタンプもちゃんと、小っちゃな手で上下左右に力を入れて、きれいに押せています

ごあいさつも、はずかしそうだけどちゃんと言えて

お店の方にも「おりこうね、どういたしまして～」、「ありがとう、また来てね～」とあいさつをいただき、

子ども目線の安価なお買い物なのに、値引き！していただいたり・・・感謝

雛人形もちゃんと見て、陶の人形の表情にお気に入りを見つけ

えと（干支）びなってなぁに？って質問の多いこと（笑）

やまにさんの「ほっとるーむ・けやき」のデッキ席で中盤のお茶して・・・

このスタンプは、12個異常のスタンプを押せば、1回抽選ができます。

抽選会場は、「ヤマザキデイリー」さんと「こうじんや」さんです。

「こうじんや」さんで押印したら22個。ここで抽選をして、糸井哲夫さんの、絵付けの版画を戴きました。

そして、お店の方が、コーヒー、チョコをご馳走してくださいました。

そこでアンケートを書いてもらえますか？、と言われたので、Ａちゃんに書いてもらいました

「ましこはすごくたのしかったです。かぜがなおったらおかあさんときたいです」と、

ちゃんとアンケートにも記入しました。

お礼にと、また、今度はスタンプが押された可愛い袋に入ったチョコを戴きました。

ありがとうございました！

帰り際、茨城からいらしたという若い女の子３人組が

Ａちゃんのスタンプがたくさん押してあるのを見て、

「すごいね！見せて～」と話しかけてきました

私達もがんばろ！っと言っていました。

がんばってね～と別れ

さぁ、あと１個、「もえぎ城内坂店」さんで押したら、スタンプラリーも終わり！

そして３時２０分押印制覇！　所要時間２時間５分。

Ａちゃん「このスタンプ宝物～！」

そして、「記念にお皿買う！！！」と。

スタンプラリーをスタートした時は「ヤキモノってなぁに？」なんて聞いてたのに

この2時間で、ヤキモノに目覚めたっていうのか！？（笑）

そうだよね、上下左右に押して、ちゃんとご挨拶もできて、お店の名前も見つけて

がんばったもんね！

そうだね、じゃあ、選んでね☆

Ａちゃん、白い、シンプルで可愛らしいお皿２枚を選びました

益子を去ろうとした時、

あのさ・・・・・・・タヌキがいたとこ

なんとかセンターっていうとこに、チョコバナナが売ってたの。

Ａちゃん、そこに行けば、どのお店か覚えてるから寄ってね

藍染の匂いといい、チョコバナナといい

五感を働かせて見てるし（笑）

はい!!!　寄りましょうね～

んと･･････チョコバナナ、閉店してました

「あのとき、欲しいなぁと思ったとき、Ａちゃん言えばよかったなぁ・・・」

そうだね、それ大切だよ！

でもＡちゃん

お家に帰り、大きな声で、

「ただいまぁ～！　ましこのひな・・・め・ぐ・り

ちょ～～～たのしかった!!!」

松風が吹いたら止めてね

『松風になったら火を止めてね』

実家は、とにかく今でもお客様が多い家。

私が子供の頃、母は、い
つもお勝手でお料理したり、お酒の用意をしたりで大忙しでした。

日本酒
のお燗をするとき、南部鉄瓶で沸かしていましたが、

動き回ってい
る母は、付いていられず、よく私にお燗の番を頼み、

「松風が吹い
たらガスの火を止めてね！」って言ったものでした。

最初に言われた時、「まつかぜってなぁに？」と聞くと

「鉄瓶の
音が松林に吹く風の音のようにシャ～ッって聞こえたら、

丁度良い
温度になるってこと」と言っていました。
...

以来、鉄瓶のお酒の沸く音に神経を傾け、

「シャーッ」って聞こえ
るのを待ち、上手くいくと、「上手上手」と、母は褒めてくれまし
た。

ある時、この松風の音がもっと強くなったらどんな音になるん
だろう･･･と松風を通り越して聞き入っているうちに、

蓋から口
からシュワーっとお酒が溢れ出し、火が止まってしまいました。

母
は、「ぁ～あ！台風が来ちゃったわね～」と、笑っていました。

今となっては、その鉄瓶に徳利を入れて沸かしたのか、

鉄瓶に直接
お酒を入れて沸かしたのか･･･果たして、

松風が「シャーッ」な
のか「ツーッ」なのか、おぼろげな記憶ですが・・・

今、目の前のストーブにかけてあるヤカンが

「シャーッ」っと音を
立て始まったのを聞き、

子どもの頃のお勝手の記憶と母の顔が蘇り、走馬灯のように駆け巡
っています。

実際の「松風」の音を、心して確かめに、出かけてみたい。

『決断は静かにやってくる』

決断しようとする時って

心を奮い立たせてしまいます

でも、その勢いがある内は

なかなか決断ができないもの

心が素直にその方向に向かい

ほんの少しのワクワク感が背中を押ししてくれた時

決断は、静かにやってくる