モコモコグラフィティ Pigg 本店 -221ページ目

チビルくん


ホワイトタイガーのチビルくんと私ですニコニコ

私はホワイトタイガーを買えるほどカジノで勝っておりませんので
チビルくんの飼い主は私ではありません
こんなになついていますにひひにひひにひひ


ひょっとして 飼い主よりも  なついてたりして、、、、


大滝詠一 元ネタ その2

Ladys&Gentlemen,Boys&Girls,おとっつあん&おっかさん、、、、まーしーです
今日は大滝詠一さんをまたまた取り上げたいと思います

大滝詠一さんの唯一のチャート1位アルバム 「EACH TIME」
モコモコグラフィティ  Pigg出張所

前作 「A Long Vacation」は日本のロック・ポップスのアルバムベストの企画をやると必ず上位にきますし、僕にとって もちろんナンバー・ワンなのですが
「EACH TIME」が発売されたときのことを思い出すと
がっかりした記憶があります
当時の感覚だと 「ロンバケ」が99点 「イーチタイム」が65点といったところでしょうかしょぼん

その理由は 「ロンバケ」の「天然色」「カレン」「シベリア」といったシングル化された
キラー・トラックがなかったこと、、
もうひとつは 暗い歌が多かったこと
そして9曲しか入っていなかったこと
などでした
20周年の大滝師匠のインタビューを読むと、こんなアルバムになったその理由がわかるのですが
当時は分かりませんでした
ポイントは「バチェラー・ガール」が入るかどうかだったのですね
本来入るはずだった「バチェラーガール」を入れなかったことでシングル曲がなくなって地味になってしまったのです

その後 大滝師匠の手で「コンプリート盤」「20周年盤」が作られ
今は「バチェラーガール」と「フィヨルドの少女」がはいって(「夏のリビエラ」もという案もあったらしい、、)11曲入りになり、曲順も変わりました
でも 僭越ですが僕の個人的な意見を言わせていただくなら
「バチェラーガール」だけ入れて全10曲のほうがすっきりします
ということで 10曲入りの「EACH TIME」の曲順を僕なりに考えました


A面
1 夏のペーパーバック
2 ガラス瓶の中の船
3 ペパーミント・ブルー
4 銀色のジェット
5 1969年のドラッグレース

B面
6 魔法の瞳
7 恋のナックルボール
8 バチェラー・ガール
9 木の葉のスケッチ
10レイクサイド・ストーリー

こうすると ちゃんと派手なアルバムになりはずです
この順番でCDを作ってドライブ時に聴いてみたいと思いますドキドキ

さてさて この10曲のなかで 一番地味というか静かな曲の「ガラス瓶の中の船」
「ロンバケ」の中では「スピーチ・バルーン」に相当する曲ですが
こんな曲です



静かないい曲ですね
ボーカルもいいです

この曲の元ネタはこちら



ゾンビーズの「 I MUST Move」

ゾンビーズといえば もい1曲 元ネタになった曲がありますが
それは別の機会に、、、

大滝さんはよく フィル・スペクターの日本版だと言われていますし
本人もアメリカン・ポップスが死ぬほど好きだと公言されていますが
大滝作品の元ネタを調べると イギリスもの(ジョー・ミーク、ロイ・ウッド、ゾンビーズなど)
が以外に多いような気がします

大滝さん本人もインタビューで元ネタになったものを「そのまま使ったことはない」と言っておられますが、その言葉の秘密がこの辺にありそうな気がします
大元があつて、それを取り入れたものがあつて、それをさらに取り入れるという
三段ロケット???みたいな感じなのでしょうか??
まだまだ探究の余地がありそうです

いかがでしたか 本日はこの辺で
まーしーでした

ジャングル・ビート  その3

Ladys&Gentlemen, Boys&Girls,おとつあん&おっかさん~~~まーしーです

モコモコグラフィティ ピグ版 始まります



さてさて ジャングル・ビート特集も3回目

今日は日本編です

たぶん あれと あれと これ がかかるなあああと わかる人にはわかると思いますが、、、



日本のジャングル・ビートの始まりは??

たぶん ボー・ディドリーは当時はカバーしているグループはなかったと思いますが(メジャーではですよ)

前回かけた ミラクルズの「ミッキーズ・モンキー」は当時のGSがカバーしていました

これがおそらく始まりだと思います  たぶん、、、きっと、、、、、



ザ・スーナーズ というGSの ミッキーズ・モンキーでした
でもこれは 特に意識的にジャングル・ビートをやってみたという感じではないですね
あくまで アメリカでヒットしている「ミッキーズ・モンキー」という曲をカバーしてみました
ということのようです

意識的に このジャングル・ビートで曲を作ったということでいうと
やはり 大滝詠一さんではないでしょうか
1977年発売の「ナイアガラカレンダー」というLPの中で
10月の歌として、「座 読書」(読書の秋をもじった)という曲を発表しています
その曲はタイトルでもわかるように ノベルティなものでしたし
「ナイアガラ カレンダー」自体 売れませんでしたので一般には知られることありませんでした

その屈辱を晴らしたのが
1984年 大ヒットした「Each Time」というアルバムで発表されたこの曲です



「1969年のドラッグレース」
松本 隆の泣ける歌詞もいいですね みごとな曲です
間奏のギターが 「I Want Candy]のフレーズを奏でたり
なつかしい「エッホ」の掛け声がしたり
小ネタも効いていますね かっこいいです

大滝詠一さんの弟子であります山下達郎さんも師匠に負けじとジャングル・ビートに取り組んでいます
ミスター・ドーナッツのCMソングとして作られたその名も
「ドーナツソング」
いまでも ミスドにいくと流れてることがあります

さてさて
最後は
サザン・オールスターズ
最後のアルバムと言われている「キラー・ストリート」に入っています
「神の島遥か国」



ジャングル・ビートと沖縄ビートの融合というのは
目からうろこでした
ジャングル・ビートもカリブ海との関係が取りざたされていますので
同じ海洋民族音楽という底辺が同じものが流れているのかもしれませんね


ではでは
今日はこの辺で
またお会いしましょう
ロックンロール・プロフェッサー・まーしーでした!!

ドライブ中




RIOさんの部屋に遊びに行って スポーツカーに乗せてもらいました

RIOさんは 70年代80年代の洋楽 特に踊れる音楽をブログで紹介されています
とても懐かしくていい曲ばかりです


タイトルがいいですねえ
「夢で逢えたら、、、」

僕も負けずに いい曲を紹介していきます~~

まーしーでした


ジャングル・ビート その2

Ladys&Gentlemen,Boys&Girls,おとっさん&おっかさん~~~まーし-です
モコモコグラフィティ 今回は前回に引き続き ジャングル・ビート(ボー・ディドリー・ビート)特集の2回目です

ジャングル・ビートとは 1950ん年代にボー・ディドリーという歌手が発表した曲に使われてた
ビート・パターンなんですが、すぐに真似をされます
まあ ヒットしたらすぐに真似されるというのは、よくあることですが
ジャングル・ビートのすごいのは10年、20年たっても 真似されるというか、取り入れられるというか 普遍的なビート・パターンとして定着したことですね
そんなジャングル・ビートの曲を何曲か聴いてください

まずは エルヴィス!ドキドキ
1961年全米4位のヒット曲「マリーは恋人 His Latest Flame」です


あのおどろおどろしいジャングル・ビートがエルヴィスの手にかかると
華麗なPOSソングになりますね さすがです
この曲を作曲したのが ドク・ポーマスとモート・シューマンという作曲コンビ
このコンビはエルヴィスにもいい曲をたくさん書いていますが、このコンビの代表作といえば
ドリフターズが歌ったこの曲ですね



「ラストダンスは私に Save The Last Dance For Me」
1960年全米1位 このときのリード・ボーカルはベン・E・キングです
ベン・E・キングはその後 ソロになって 例の「スタンド・バイ・ミー」をヒットさせますが
そのベン・E・キングもジャングル・ビートを取りあげています
1964年 ヒットしなかったシングル曲で
「Let The Water Run Down 」
さすがにこの曲はYou Tubeにはありませんでしたが
同じ曲を PJ Proby が1965年にTV番組で取り上げているものがありましたので聴いてください


さてさて次は モータウンです モータウンの副社長にまでなりました重鎮 スモーキー・ロビンソン率いるミラクルズの1963年の8位のヒット「Micky's Monkey」

作曲はおなじみ H=D=Hチーム
当時はやっていたモンキーダンスをミッキー・マウスがおどったらという??コンセプト?
はてなマークモンキーダンスなのにしっかり ジャングル・ビートでした

さてさて
まだまだ続きますよ
次は1965年 The StrangeLove の 全米11位のヒット「I WAnt Candy ]



オーストラリアからやってきたグループだと嘘をついてデビューしたが実際はアメリカ人だったという
訳のわからないグループでしたにひひ
シングル2枚で終わって ボーカルを加えてマッコイズと名を変えてしてまたヒットをだすという
変な人たちです
さてこの「I Want Candy 」
1982年になってイギリスのBow Wow Wowというグループがカバーしてイギリスでヒットさせます

でもんなんといっても日本では
2007年 ソフィア・コッポラが監督したPOSな映画「マリー・アントワネット」で使われ
TVCMでも流れたので記憶にある方も多いのではないでしょうか
私も家人がベルばら世代なので 付き合いで映画館に行きましたが
POPな映像と女性心理を巧みに描いたいい映画でしたよ


さて映画といえば1978年の「グリース」のサントラのなかに
シャナナが歌う「ボーン・トゥ・ハンド・ジャイブ」というのがあって
これが前回お届けしたジョニー・オーティスの「ウィリー・アンド・ハンド・ジャイブ」のパロディになっていましたね

さあ本日最後は
ブルース・スプリングスティーン御大に締めてもらいます
ロックンロールの伝道者 BOSSの出世作 「明日なき暴走」に入っている
「She's The one」でお別れです


いかがでしたか 今日は長かった~~ですね
次回はジャングル・ビート 日本編をお送りします
では またね