最後のお仕事の日
朝、車に乗ろうと思ったら
普段見ないのに
クイッと前を見ると
真っ直ぐに伸びた雲が
【あ、大丈夫だ】
理由もなく、ただ、そう思った。
辞めるときも、人の人生が終わる瞬間も
なにも変わらない、ただ、ただ
そこにある日常生活は
変わらず
ただ
そこに
在り続ける
「この世が夢で、この世で経験したことを
向こうにかえってから、
『ね〜ね〜人間って、地球って
こういうところで
こういう経験をして
とっても楽しかったの』
って、みんなと話せたら
楽しくない⁉︎
そう思えば、死は怖いものではない」
「思ってるほど、人間って冷たくないよ」
そう、諭してくれた方がいて
あ、そうだった、そうだった(笑)
色々、体を使って 五感を使って
喜怒哀楽を経験するために
この世にやってきたんだった
死に対して柔らかい感覚もでてきた
どうせ、なら
楽しもう〜〜〜
楽しんじゃお〜〜〜
楽しんでいいんだな
楽しみたい
向こうにかえった時に
キラキラした目で
この世の経験を
みんなと話し分かち合う
絵が浮かんだ
不安なんて、ない。
と言ったら嘘になります。
多かれ少なかれ、
不安は、あります。
それでも、組織から抜け出して
心身ともに、とっても楽になっております。
それは、
スッキリというか、
清々しいというか、
潔いというか、
自分でも、早い決断と行動力に
ビックリしていますが
そうだった
決めたら、私、早いのよ
恵の雨が降り、家の外のことができなくて
こうして、まったりしていると
前の仕事や環境について
「なんで辞めちゃったんだろ⁉︎」
が、出てこないので
今が、ちょうどいい辞め時だったんだなぁ〜
と、再確認中です
詩絵里