みなさん、こんにちは。


今回の缶コーヒーブログはジョージア2本立てです。知人が最近「すごいニュースっす!なんと、ジョージアのポイント貯めて応募

したらPSP(携帯ゲーム)本体が当選したっす!うれしいっす!」という幸運に遭遇しました。しかし、一週間ぐらい経過しても「まだ、手元に送られてこないっす!」と嘆いていました。


まず、一本目「GEORGIA VINTAGE LABEL ビンテージレーベル蔵出し熟成」です。以前にもこのブログで紹介した缶コーヒー(その13)のリニューアルラベルだと思います。前回と同じ商品コピーで、「通常より長い時間、蔵(TULHA/トゥーリャ)で寝かすことにより、うまみをしっかりと封じ込めた”蔵出し熟成コーヒー豆”を使用した缶コーヒー。上品なリラックスの時間をご提案します。」と書いてあります。


カレントクロップ(収穫数ヶ月~十数ヶ月程度の豆)、パーストクロップ(収穫され1年を経過した豆)、オールドクロップ(収穫され2年以上経過した豆)とおおまかに収穫後の時間経過の分類がありますが、やはり時間とともにおいしさ(水分量、香り)が抜けていくといわれ、オールドクロップに関してはコーヒーの世界の中では意見が分かれるほど微妙で感覚的なものなのです。缶のデザインに樽があり、あたかも、ウイスキーの蔵を想像してしまいますが、間違いなく100%(見たわけではないですが命かけてもいいです)、「樽」で保存熟成していないと思います。そんな手の込んだこと絶対にしていないはずです。


穀物は貯蔵性に優れていますがそのままでは変化しません。ウイスキーはは樽の中で、でんぷんが醗酵してアルコールに変化すのですが、豆を樽や麻袋のまま倉庫に保管しておいてもなんの変化もなく、枯れていくだけなのです。保存状態が悪ければ(特に生産国現地)カビたり、虫(蛾の幼虫)が発生します。しかしそんなオールドクロップも「その枯れた風味がいいんだよねー!」「焙煎しやすくさわやかな飲み口になるんだよー」「流通していないから貴重なんだよー」といった要素があるために一部では人気があると考えられます。


二本目「GEORGIA CAFE CREME カフェクレム 生クリーム薫るエスプレッソ」です。またまたヤラかしてしまっています。以前にも書いたのですが「香る(具体的)」「薫る(比ゆ的)」といった使い分けをすれば「香る」のほうが正しいと思います。100歩譲って、たとえば「生クリームが薫る」ではなくて、「生クリームが香る」、逆に「エスプレッソが香る」「エスプレッソが薫る」という使い方はどちらでもしっくりきますね。赤いリボンには「Little Gift For You」と表記してあります。なぜに、この時期、ギフトパッケージのデザインなのか、そして、エスプレッソが選ばれたのかコンセプトがわかりにくいです。




先週末に「かたくち屋」さんのお宅にお邪魔してきました。今回の手土産は「氷室 大吟醸」です。


かたくち屋 さんのブログ「美味し!」 にものっています。むかご(自然薯のこども)の塩茹でがおつまみにあり、好物なのでうれしかったです。自分も「むかご狩り」を今年何度も計画したのですが、雨に降られて、挫折しています。むかごはあきらめて、銀杏にします。


では、また。さようなら。