10年前、まさかの驚くべき1型糖尿病と診断されました。

 

あれから、10年。経ってみるとあっという間な気もしますが、やっぱり色々あった10年という意味ではあっという間ではないかもしれないです。

 

思えば、人生観も変わったし、人生で何が大事かって思い知らされる転機だったようにも思います。

発症前は、何故か今に比べたら、自分の健康について根拠のない過信をしていたし、健康でいて当然のことと思っていたけれど、そうではないという事がわかった途端、まず自分自身が信じられなくなったし、ストレスはこわいなと思ったりしました。

 

当時入院中の精密検査で、病院へ行く2週間前くらいに発症したのではないかと判明し、思い起こすと丁度その頃、真夜中の爆睡中、突如、今までに味わったことの無いみぞおち辺りに激痛が走り、飛び起きたな。。。と。目も覚めるような痛さで、きっと膵臓のあたりだったのだなと後で思いました。その激痛以来、視力の低下が著しく、目の前の大きな『みずほ銀行』の看板の文字が霞んで読めなかったり、信号の3色が識別できなくなったり、不思議な症状がどんどん進行していったのが今でも忘れられません。

 

私は発症からの2年間くらいは、ハネムーン期で自己分泌が残っていて、その期間はノボラピッドとノボリンN注の組み合わせで十分でしたし、血糖値のギャップも少なく、300台を付ける事は稀だったかと記憶しています。

 

その後、発症から2年ほど経過して、自己分泌が完全に枯渇した事がわかると(この時はとても悲しかったです。)持効型をノボリンN注→ランタスに変更しました。

 

5年目くらいには、すっかり慣れきっていて、注射自体がストレスとかはなくなりましたし、気がついたら色んな事が当たり前になってました。

 

先日、色々過去の検査結果のデータを整理していたら、この10年の私のA1cは5.8%〜6%台で推移していました。過度な筋トレをした時と過度な精神的ストレスが原因で7%が3回くらいありました。

 

リブレが出回って2年くらい?ですが、当初はトレンドが目視でグラフでわかる事で、今までの自分が予想していたトレンドと擦り合わせて、修正点がわかり改善に繋がった意味では大助かりでしたが、正直、それ以外は極端な話、リブレなくてもSMBGだけでも大丈夫な感じもしています。

 

先日、リブレが出回ってから発症された方に、

「発症からリブレがなくて大変だったね。」と言われましたが、実感としてはそれほどではないかもしれないです。

なきゃないでなんとかなってたし、災害時も然程パニクらなかったし、かぶれや痒いとか不具合とか機器特有の諸々のストレスに振り回されることもなく、QOLとたまの低血糖以外は普通にコントロールで悩み事が幸いにもあまりなかったからかもしれません。

 

でも、振り返ると発症したばかりの頃に、沢山助けてもらった仲良しで同い年の先輩1型さんが、癌で突然に亡くなってしまったことは本当に衝撃でしたし、1型DMも忘れてしまうくらい注射も慣れきってた頃に、主治医に無理に勧められたトレシーバが合わず、ひどい低血糖で救急搬送された時に救急車の中で、

「あぁ、私はやっぱり大変な病気になってしまったんだな。。」

って朦朧としながらも、改めて自覚したりして凹だりもしました。発症時からの主治医への完全なる信頼が緩いだのも更なるショックでした。

 

色んな意味で山あり谷ありでしたが、発症してからずっとお世話になっている歴20年の優等生の友人が、とっても元気に過ごしてるのをみると、私もそうありたいなと思う今日この頃です。

 

何はともあれ、ここまで無事に来る事が出来て感謝しかありません虹