久しぶりの更新になります★
おかげさまで最近は少しずつ撮影が増えてきていて、なんとかやれていっています。
それでも繁忙期と閑散期がある業界なので、夏が不安ですが…。
さて、今回はエンドロールのゲスト名(ロール)について書きたいと思います。
最近結婚式のエンドロールにゲスト名を要らない人が増えてきているように感じます。
映像を見て欲しいから最初と最後以外は何も入れなくていいというのです。
確かにその通りだと思います。
それにゲスト名を入れると直前に欠席者が出た場合対応できない場合もありますし、苗字が旧字(例えば「高橋の高」や「吉田の吉」など)なのかを確認しなければならなかったりして、新郎新婦にも負担がかかります。
さらにゲスト名に誤字があっては失礼なので、確認も念入りにしなければなりません。
カメラマンとしての立場からですと、左側(または右側)にゲスト名が流れるため、ゲスト名と被写体がかぶらないように、被写体をロールのない方に寄せて撮影する場合も多々あるので、構図が偏ってしまうことがあります。
特に最近は、自分たちよりもゲストを多めに撮影して、エンドロールに入れて欲しいという方が激増しています。
ほとんどの方から、撮影はゲスト優先の要望を受けますので、いい表情とロールが被ってしまうのは、とても勿体無いです。
ロールがなくてエンドロールっていうの?という方もいらっしゃいますが、目的としては披露宴の最後に一日の締めくくりとして流すものなので、特にロールを無しにすること自体は問題ないと思います。
一眼レフで撮影するエンドロールが当たり前になってきている今、映像が美しくなっているので、ロールがなくても十分ゲストは感動します。
とはいっても、まだまだ9割くらいの新郎新婦はゲスト名を入れたいと考えていると思います。
どっちもメリットがあることですので、そんな選択肢もあるんだと思っていただければと思います。
参考記事
90%の人が上映すると言われている結婚式のエンドロール、敬称やコメントはどうすればいいの?