美人という猫とてつもなく美人だなと思って、猫にそのまま『美人』と名前を付けた。オス猫。もう本当に本当にかわいくてかわいくて、どうしようもない。「美人」と呼べば、ちゃんと私のところへやってくるし、目を合わせて甘えてくる。私の掌に頭をこすりつけて、右手の指をなめたり甘噛みしたりする。そんな猫。その美人、人間みたいに何度も何度も伸びをして、後ろ足をぐぐーっと体と引き離している。猫じゃないみたいだ。