素晴らしい天体ショー。


見てしまったら、塵みたいに小さな小さな私たちの持つ、それこそ宇宙の果てまで広がるような傲慢さが、すこんと抜け落ちた気がした。


私たちは生まれたそのときから、大きな流れの中にいて、自分の意志のようなもので多少左右に振れたり浮いたりするし、流れ着く地点も違ってくるのだろうけど、大きな流れは決まっているのだと思う。


そしてその大きな流れも、もっと大きな流れに巻き込まれていて、すべてが一つの流れに繋がっている。

そう思わずにいられなくなってしまった。





だって500㎞の距離なんて、宇宙から見たらそれは同じ場所にしか見えない。

そこで右往左往している私なんて、本当の本当に、何者でもない。



私は世界の一部でしかない。


そのただの一部分であることがうれしくて仕方ない。




人の傲慢さは孤独や寂しさの原因なのだろう。


私たちはある意味とても孤独だし、ある意味では世界に抱かれていて一人きりにはなれない。


一部分がそこだけ世界から抜け落ちるなんて、絶対にできない。








私ができることなんて何もないし、私は何者でもないし、存在しているだけ。


広い世界を構築する為の一部分として、存在しているだけできっといいのだ。




日食を見てから、私は変わった。


そしてまだまだ変わることができる。


















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