神保町の麺屋33で美味しい蛤と鴨の一杯をいただいた後、神保町駅から半蔵門線~田園都市線で二子玉川乗り換えで東急大井町線の尾山台へ。尾山台は二子玉川と自由が丘の中間にある駅で初めて降りました。
駅から北へ徒歩5分くらいで到着したのは【らーめん あすなろ】
「らーめんあすなろ」はあの”がんこ一条流総本家”の直系初代分家のお店です。店主は亡くなられて現在は奥様と娘さんで営業しているとの事。
日差しが強く最高気温27度くらいの気候でちょっと暑さを感じます。お店に到着すると満席で外待ち4人に接続。ガラス壁の内側にメニューが見えます。
「らーめん800円」「チャーシューメンーメン1100円」「ネギ辛ラーメン1000円」「東京とんこつ900円」「担担麺1000円」「特製餃子500円」
その隣に一条流がんこの系譜が貼られていますが、天気が良いので光の反射で良く見えませんが😅
直系に書かれているのは、
初代「あすなろ 山中あい子」
「二代目 伊藤良治(福井県)」
「十一代目 三田 毅(行徳)」
「西早稲田 小川充也(元総本家店長)」
「難波 十八代目 松田晃一郎」
「仮総本家 相模原市 実弟一条修」
この直系とかかれているラインナップでは西早稲田と難波はは好きなお店でした。特に西早稲田は昔のがんこらしさではTOPのお店でしたから。両店とも閉店しちゃいましたが😢 福井と行徳と相模原は未訪。
次の段は若衆と書かれており、
「千四店 小笠原盛幸 江東区」
「きくちひろき 菊池広記 熊谷市」
「町屋 市川智明」
「南千住 市川知子」
本家預かり「三代目 加瀬雅健」
少し待って帰るお客さんと入れ違いで入店します。
店内はL字カウンター7席で厨房には奥様と娘さんの2名体制。
初代分家の店主さんはお亡くなりになっており、奥様と娘さんが継承しています。お母様は70代後半でしょうか。調理は娘さんでお母様はその補助や洗い物、接客を担当。
メニューは「らーめん」「チャーシュメン」「東京とんこつ」「ネギ辛らーめん」「担担麺」のラインナップでしたが、連食なのでらーめんとビールをオーダー。餃子も食べたかったんですが食べきれる自信が無く(;^_^A こちらは口頭注文後会計方式です。
お母様にらーめん、こってり、味濃いめとビール🍺をオーダー。
ビールはサッポロ赤星ラガー。思わずニンマリ(*^-^*)
冷えたグラスに注いだ冷えたビールがウンマイ♪
少し待って着丼です!
大き目の真っ白い丼で提供されました。
スープには背脂がタップリでトッピングはチャーシュー、メンマ、海苔、葱とオーソドックス。
早速スープからいただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
熱々のスープは背脂がタップリ入った醤油清湯。がんこのしょっぱさはやや控えめですが それでもやっぱりしょっぱめで ちょっとノスっぽい味わいで美味しいですよ。牛骨スープに魚介が効いたスープはがんこ系ですね。
やはりがんこは家元がいう、ラーメン、日本そばの三原則を思い出しちゃいますね。
一.麺は硬めに限ります!
一.スープはダシの効いたしょっぱめに限ります!
一.スープは熱めに限ります!
麺はがんこ系御用達のサッポロめんフーズの黄色くやや縮れた細麺で、これはがんこらしいですね。茹で加減やや硬めでこれをいただくと昔のがんこを思い出します。
このスープには海苔が良く合いので海苔追加は有りですね。
チャーシューは大判の腕肉の煮豚が1枚。良く煮こまれて柔らかく美味しくいただきました。
メンマは平切メンマでアベレージ。
麺量は150gくらいでサクッと完食。スープは暑かったので半分お残しでFINISH。
がんこ直系の独立店でしょっぱさもありがんこらしい一杯をいただきました。
地元の方々に愛されている感が凄くあり、私の後に来店した若い女性3人組もよく来ているようでした。がんこの系列もお店が少なくなってきて寂しいですね。家元引退しちゃったから行かなくなりましたが、四ツ谷のお店にまた行ってみようかな。
家元って出身が北海道かなと思ってましたが、宮城県の白石市なんですね。同県人(*^-^*) 1947年(昭和22年)2月5日生まれだからちょっと先輩です。
ご馳走さまでした。ヾ(@^▽^@)ノ