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5月中旬の休日、向かったのは神保町。この日の狙いは麺屋33

あの大ブレイクしたほたて日和の姉妹店?どういう関係かは定かではありませんが。当初麺屋33は店主さんが2人いるという話を聞いていたのでそれがそれぞれやることになったのかなと想像していますが不明です。

麺屋33は2009年オープンですから激戦の神保町で15年営業しているベテラン店舗。場所は神保町駅から水道橋駅に向かって歩いて徒歩5分の大通り沿い。

 

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開店前6分についてPPで並びは後ろに若者2人。

店名の看板を見ると、なにか野球の背番号が思い浮かびますが33番って誰でしょう?

私はミスタージャイアンツ長嶋監督ですね。その後広島から移籍してきた江藤に譲りましたが。

 

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店頭には三河屋製麺の麺箱が積まれていましたのでこちらの麺を使っているのでしょう。

 

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店頭にA看板が3基ありメニューが写真付きで張り出されており、わかりやすいですね。

間口の狭い店舗ですから、お客さんの目に留まる工夫が感じられます。

麺屋33では今年3月にメニューを一新しており、その宣伝もあるんでしょう。

 

【火曜~金曜のメニュー】

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メインメニューの【近江鴨と比内地鶏の中華蕎麦(醤油・塩)】

 

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土日月限定の【鶏エスプレッソ】

 

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限定?【極上醤油の煮干し蕎麦】

 

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【お得なランチセット&トッピング&大盛無料】

 

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メンマは福岡の糸島メンマ(タケマン製)を使っているんですね。

 

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定刻より2分遅れてオープン。店内は左手が厨房で男女各1名。女性が接客、男性が調理の分担でした。先行レポでは女性が調理していていたようですので変わったのかな?

厨房前にカウンター6席で奥の一段上がったところに4人卓があります。カウンター席に奥から順番に着席しますが座ると後ろを通るのもカニ歩きの細長い店舗です。

 

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卓調はブラペのみ。

 

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券売機は無く口頭オーダー前会計方式です。

メニューは

「近江鴨と比内地鶏の中華蕎麦」(醤油・塩)

「近江鴨と蛤の塩らーめん」

「近江鴨と比内地鶏の肉雲吞麺」

土日月限定の

「鴨と鶏のエスプレッソ」(らーめん・つけ麺)とその辛いバージョン

 

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近江鴨と蛤の塩らーめんを口頭オーダーすると

「麺は細麺・太麺どちらになさいますか?」と聞かれたのでデフォは太麺のようなので「太麺でお願いします」さらに

「麺量は150gと200gが選択できますがどちらになさいますか?」と聞かれたので「150gで」とコール。

そして1200円を現金支払。現金のみの取り扱いのようです。

 

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そして着丼です。

丼一面に色々な具材が乗った豪華な一杯が現れました。

 

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蛤出汁に近江鴨を合わせた塩清湯は透明度が高く良く見えますね。

 

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中央に蛤、チャーシューは鴨、豚、鶏、メンマ、焼き葱、海苔、九条葱、柚子皮のトッピング。蛤の空いた殻に九条葱と柚子皮が乗っており見た目もキレイ。

 

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まずはスープからいただきます。

ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~ラブラブドキドキ音譜

近江鴨の旨味に蛤出汁がじんわり融和したスープが沁みますね。鴨の旨味って鶏と比べると脂を除くと柔らかい感じがするのは私だけ?鴨脂も美味しいけどこのスープは鴨の肉の旨味が感じられますね。そこに蛤のジンワリした出汁が柔らかく包み込むような感じ。この組み合わせって中々良いですね。パンチや引きが強い訳ではないですが、ホッと落ち着くスープです。

 

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麺は太麺を選択しましたが、結構太いですね。厚みのある平打ち太麺でややちぢれが入っています。今時のもち姫ではなく、小麦の凝縮感があり、ほんの少し硬めに感じる茹で加減。これが鴨と蛤のスープによく合うのにはビックリ!麺の溶け出しが早めで表面がヌルっとしてくる頃には麺味も味わえる美味しい麺ですね。流石、三河屋さん♪

 

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トッピングでやっぱり目に飛び込んでくるのは蛤ですね。貝がら付きの蛤は、大きさはそこそこですが身入りはいいですね。反対側には九条葱と柚子皮。

 

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蛤は出汁をとったものだと思いますが、意外とふっくらしています。

 

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口に含むとやっぱり蛤の味が口いっぱいに広がって美味しくて堪りません。

 

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次の主役は鴨肉チャーシュー。蛤と鴨ですもんね。

鴨チャーシューは小ぶりで厚みがあるもの。皮目が炙られておりメイラード反応が起きています。厚みがあるので硬めかなと思っていただくと、鴨肉がふっくらたけており凄くジューシー!これは美味しい鴨チャーシューですね。肉は低温調理でしょうか。ふっくら柔らかく美味しいですよ!

 

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鴨にはネギですね!しっかり焼葱が添えられています。

 

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焼かれた葱は甘くて、んっま♪ ネギはスープを吸って鴨と蛤の味がします。

 

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チャーシューは鴨以外に豚と鶏。豚チャーシューはロース肉の低温調理。しっとり美味しく仕上がってます。鶏むね肉も良い出来ですが、ちょっと小さい(笑)

 

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蛤の貝殻の九条葱と柚子皮をスープに広げ海苔で巻いていただくとこれが素晴らしい組み合わせ。海苔の風味はもう一つでしたが、凄く気に入りました。

 

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メンマはタケマンの糸島メンマ。福岡県糸島市の国産メンマはメンマの最高峰ですね。糸島メンマも色々あると思いますが、このメンマは凄い美味しい。硬めの食感でサクッと歯が入る瞬間が最高。このメンマでお酒が飲みたくなりますね。

 

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麺量は150gですが太麺の存在感があって体感的にはもう少し多い感じでした。

完食してスープは9割飲んで、次もあるので完飲は控えました。

麺屋33の店名の由来が気になりますので、機会があったら再訪して聞いてみたいと思っています。

ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ