5月の限定麺をいただきに【らぁ麺屋 つなぎ】を訪問。この日はそれほど暑くはなく、風があって気持ち良い気候でした。お店もドアを開けて営業です。
入店すると「毎度!」とご挨拶されてカウンター一番奥の席へ。
恵比寿らぁ麺屋つなぎ 5月限定麺情報
限定麺D 🍋レモン塩つけそば~あさり出汁仕立て~
あさりとレモンは夏のイライラを改善する最強の組み合わせ!
あさり出汁にレモンスライス入れてさっぱりと塩味で仕上げてます
杯数限定により売り切れ次第終了です
限定麺 G 🐷豚しゃぶつけそば~黒ゴマ仕立て~
黒ゴマ味噌担々麺を甘酢仕立てにして豚ロースしゃぶと一緒に
自家製細麺でお好みにより自家製辣油かけて味変して楽しんでください
口頭で「レモンのつけ麺、paypayで!」とコール。事前決済し、紙エプロンをいただいて装着して待機。
隣の30代くらいの女性二人組のお客さん、まぁ~よくしゃべるしゃべる。会社の上司、先輩、同僚の噂話で盛り上がり。既に食べ始めていたのですが、私が食べ終わってもまだ食べてるし(笑)
少し待って着丼です。
艶消しの真っ黒で大きな丼に麺が入っており、トッピングはチャーシュー、メンマ、バラ海苔、カイワレ、葱のラインナップ。
つけ汁は店名入りのつけ椀としては大き目の器に塩清湯のつけ汁でカットしたレモンが入っています。
つけ汁の味見をしてみると浅蜊出汁にレモンの柔らかい酸味でサッパリの中に貝の旨味が出ていますね。そして独特なハーブのような味わいも感じます。スープに浮かぶ細かい葉はハーブのようですね。
早速麺を入れていただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
麺は平打ち中太ストレート麺。加水高めで茹で加減はジャスト。瑞々しくフレッシュ感があり、滑らかで啜り上げると唇に吸い付きそうな食感です。浅蜊出汁の旨味がしっかり効いたつけ汁はハーブが香りちょっと洋風な味わいでレモンの柑橘系の酸味が心地よいですね。酸味が柔らかく感じるのはハーブのせいでしょうか。
最初はそのままいただいて、次にネギ、カイワレとバラ海苔をつけ汁に投入すると、海苔の磯の香りがしてこれは良く合いますね。ネギが入ると洋風から和風に味が少し戻りますね。
トッピングのチャーシューは鶏むね肉のチャーシューが2枚。淡麗塩にはこれですよね。しっとり仕上がっておりウマウマです。
メンマは極太が2本。サクッとした食感で美味しいメンマですね。
麺量200gでサクッと完食。美味しいので大盛にすればよかったと後悔。スープ割をお願いすると温・冷があるという事でしたので温かいスープ割をお願いし、温かいスープが入ったアサリの出汁を堪能して完飲。
真夏になったらつけ汁を冷たくしたらまた美味しいなと思いました。
5月限定麺🍋レモンつけそば ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ
下記はさんたつで紹介されたつなぎの記事です。
朝限定ラーメンのあっさり清湯が五臓六腑に染み渡る!濃厚味噌の人気店、恵比寿『らぁ麺屋 つなぎ』
朝からラーメンを食べたい! そんな願いを叶えてくれる、恵比寿『らぁ麺屋 つなぎ』。料亭、中華料理店、味噌ラーメンの名店で修業を積んだ店主が作り上げた看板メニューは、濃厚味噌ラーメンだ。ところが、朝7時から提供するのはあっさり清湯のラーメン。仕事前に、夜勤明けにと、朝からほっと心温まる一杯を求める人でにぎわっている。
名店ひしめく激戦区恵比寿で人気の濃厚味噌ラーメン店
『らぁ麺屋 つなぎ』の店主・高橋秀典さんは、恵比寿で店を構えるまで、さまざまな店で修業を重ねてきた。千葉で生まれ育ち、父は寿司屋、母の実家はうなぎ屋で、幼い頃から「お袋からはよく『手に職をつけろ』って言われてました」と、自然と飲食関係へ。赤坂の料亭、大阪の割烹料理店を経て、地元の中華料理店へ修業の場を移す。その時、麺場を任されたことがラーメンの道に進むきっかけとなった。
ラーメン店で働くこと約17~18年、最後は濃厚味噌ラーメンがウリの人気店で限定メニューをほぼ任されるほどの実力をつけ、2013年6月21日、恵比寿に『らぁ麺屋 つなぎ』をオープンした。
近隣は人気のラーメン店が数多かった。どんなラーメンにしようか考えた時、味噌ラーメンの店は見当たらなかったことから、濃厚な味噌ラーメンをメインに据えることにした。
「僕、引き出しがいっぱいあるんで、なんでもいける。ただコンセプトがぶれないよう、メインは味噌だけにして、醤油や塩は限定メニューで楽しんでもらえばいいかなと」。多くの修業先であらゆるジャンルのラーメンを作り続けてきた高橋さんならではの選択だった。
清湯で炊き上げた朝ラーを味わう!
そんな濃厚味噌ラーメンの名店が、7時から朝限定のラーメンを提供しているらしい。それは食べてみたい! と、さっそく伺って朝ラー(=朝限定で提供しているラーメン)をお願いした。
手際よく作り始めた高橋さん。これまで大型店で、何千人もの客に提供してきた手腕に惚れ惚れしながら出来上がりを待つ。あっという間に、朝限定の一杯が着丼。
具はニラだけとシンプルな見た目の朝味噌ラーメン600円だが、立ち上る味噌の香りが鼻先をくすぐり、すぐにレンゲでスープをひとすくい。
レギュラーメニューの濃厚な味噌ラーメンで使うのは、豚と鶏と野菜で炊き上げた白湯スープだ。そこに煮干しやカツオ節など和風出汁を足して仕上げる。一方、朝ラーは、豚・鶏・野菜と、食材は同じだが、清湯仕上げの透明なスープに味噌ダレを合わせる。あっさり清湯スープの効果で味噌の風味を引き出し、思わずため息がもれる旨さ。
実は、濃厚とは油も違うそうで、白湯の味噌ラーメンには背脂、清湯は鶏油を使っている。あっさり清湯の旨味を鶏油がさらに引きあげるわけだ。
こだわりの食材に月替わりの限定メニュー、女性限定デザートも魅力
麺はこだわりの自家製麺。濃厚な味噌ラーメンなどレギュラーメニューは、濃いスープを絡める太麺だ。もちもち食感を出すためにタピオカ粉を入れている。一方、朝ラーの麺は、濃厚用の太麺とは打って変わって細麺だ。清湯スープをほどよくまとい、スルスルっと啜り心地もいい。
同じ清湯スープを使った醤油の朝ラーもある。味噌がメインのこの店で醤油ラーメンが食べられるのは朝のこの時間だけ。4種類の醤油を使った朝ラーメン醤油500円もぜひ味わいたい。
朝ラーのお供におすすめのサイドメニューがTKG(卵かけごはん)。なんと朝は100円で食べられる。プリッと黄身が盛り上がって、見た目からおいしそうな卵は、青森県の養鶏所から仕入れている。ご飯にのせて、TKG用の特製醤油をかければ至福の味わいだ。「小ぶりな卵は栄養価が高いのと、ほどよい量なのがいい」と高橋さん。
7時から10時までの朝営業時間は、朝ラーだけでなく通常メニューも注文できる。朝ラーは食べたいけど、少し物足りないという方には、つなスぺとっぴんぐ400円を追加オーダーするのがおすすめだ。つなスぺは他店で言うところの“特製”で、朝ラーにつければ具だくさんのラーメンになる。
特にチャーシューは、濃厚メニューに合わせて油っこくなく、さっぱり仕上げ。「時間をかけて保温状態にしておくと余分な脂が抜けるんで、それを徹底してるんです」
食材へのこだわりはほかにも。濃厚メニューのトッピングには、山の湧き水で作られる特別なもやしを使っている。毎晩、栃木県の日光から届く新鮮なもやしは生でも食べれられるほどで、茹でるとシャキシャキと抜群の食感。朝から背脂たっぷりの濃厚なラーメンを食べたいという方も多いそうで、11時まで待たなくても食べられると喜ばれている。
月替わりの限定メニューも評判で、オープンしてからずっと、同じ麺は2度とやらないと決めているという。「十人十色、人それぞれ好みがあるんで、あとはサービス面でしか勝てないと思ってます。商売も商いを売るじゃなくて、“笑売”のほうがいいかな」と、最後に高橋さんが語った。
そして、もちろん味も裏切らない。二刀流どころか何刀も用意された『らぁ麺屋 つなぎ』は、定番ラーメンに朝ラー、限定メニューといろんな味が楽しめて飽きない、何度も通いたい店だ。
らぁ麺屋 つなぎ(らぁめんや つなぎ)
住所:東京都渋谷区恵比寿1-4-1 1F/営業時間:7:00~10:00・11:00~23:00(月・火は11:00~23:00)/定休日:不定/アクセス:JR・地下鉄恵比寿駅から徒歩3分
構成=アート・サプライ 取材・文・撮影=大熊美智代
アート・サプライ
編集プロダクション
1971年創業の編プロ。「旅&食&散策」ジャンルに強く、情報誌では子供向けから鉄道やドライブでの大人旅まで。さらにグルメ系ではラーメンや唐揚げ専門情報誌をはじめ、日本全国うまいもの紹介なども手掛けている。