3月下旬の休日、池袋の【麵屋Hulu-lu】の12周年記念限定麺をいただきに。この日はゆっくり伺って13:20着でしたが、外待ち17人。この時間でもこの並びなんです。
12周年の限定麺情報は、使用する食材の一部が公開されていましたが、メインは青森シャモロックを使った塩ラーメンですね。丸とガラを使用するようです。
並びの列を見ると4人前に○ョウ○ウさんが居たのでご挨拶。
回転はゆっくり目で並び始めて50分ほどで店内へ。カウンター右端に案内されました。古川店主にご挨拶。調理は古川店主のワンオペ。男性店員さんが補助。奥様がホール担当。
口頭オーダー前会計方式です。
12周年特別限定ラーメンとお気に入りのハワイアンビール、CONA BIG WAVEをオーダー。
直ぐ冷えたグラスとお洒落なコースターと共にBIG WAVEが到着。
グラスにビールを注いでいただきます。 輸入ビールですからちょっとお高めですが、ここに来たらハワイ気分ですからハワイアンビールは欠かせません。
フルーティな味わいのBIG WAVE美味しいですね。
そして12周年特別限定ラーメンが古川店主から手渡されました。
少し濁りが入った塩清湯スープに揚げ玉が浮かぶ中に、細麺を合わせており、トッピングはチャーシュー4種類、芽ネギ、花麩、チャーチューの上にはポルチーニとマッシュルームのバター炒め。
丼は真っ白で外側に溝が入った鳴門丼。シンプルで綺麗な丼です。
スープをレンゲで掬っていただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
青森シャモロックがメインで名古屋コーチン、総州古白鶏、美桜鶏などをブレンドした鶏清湯スープはブレンドされた鶏の旨味が上品に融合した思いのほかあっさりしたスープで大量な揚げ玉も油ぽさが少なく、それを優しい塩だれがまとめている印象。塩は沖縄ぬちまーすや粟國の塩などを使用しているようです。乾物の旨味が全体を下支えしているようです。
インパクトは有りませんが上品で優しい美味しさ。こういうスープは沁みますね。そして余韻が長く続きます。
軍鶏は大好きなのですが、種類によってやっぱり特徴があり、青森シャモロックは繊細で綺麗な旨味が特長的だと思っています。
※青森シャモロックは、父鶏は軍鶏を改良した「横斑シャモ」、母鶏はプリマスロックを改良した「速羽性横斑プリマスロック」を交配させて生まれた一代雑種(F1)の鶏です。
F1なので、青森シャモロックの卵から青森シャモロックは生まれません。
合わせる麺は北海道産「春よ恋」「はるゆたか」などをブレンドした自家製麺。加水やや低めで茹で加減はジャスト。しなやかでスープを吸って滑らかな啜り心地の麺です。小麦の凝縮感はあまりなく、上品なスープに良く合っていますね。
トッピングはチャーシューが4種類、芽ネギ、花麩、チャーシューの上のポルチーニとマッシュルームのバター炒め。
このチャーシューが素晴らしい味わいでした。特にこの鴨肉の炙りはポルチーニとマッシュルームのバター炒めが上に載っていたため、激旨!!!ちょっとビックリしますよ。
鴨肉もしっとり柔らかく炙りの香ばしさもあって、これでワインが飲みたくなりますね。
ポルチーニとマッシュルームのバター炒めをスープに少しづつ溶かしていくと、キノコの香りとバターのコクが広がり、スープが格上げされますね。これはナイスアクセント。
こちらは豚ロース肉の低温調理でしょうか。このチャーシューも激旨!!!
共に上品でウットリするような味わい。
そしてこちらが青森シャモロックのモモ肉でガッツリ食べ応えのあるモモ肉が焼きの香ばしさもあって、これもいいですね。シャモロックって肉がきめ細かいんですね。
最後に鶏むね肉のレアチャーもしっとりで厚みもあるのが嬉しいです。
12周年の特別限定ラーメンは、青森シャモロックを中心の上品な鶏スープに4種類の上質チャーシューとポルチーニとマッシュルームのバター炒めというアクセントで大満足。
勿論、完食&完飲。
やっぱり古川店主さんのセンスがいいんですね。ガツンと来るようなわかりやすい美味しさでは無くて、ジンワリそしてアクセントも有り上品な一杯。センスの塊と言われる師匠の1番弟子ですもんね。
12周年おめでとうございます。
また伺います。ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ