休日出勤の代休で平日休みが取れたので、やっと伺えました。
【奈つやの中華そば】
場所は東急多摩川線下丸子駅から徒歩3分くらい。並びも大分落ち着いてきたとの事で、開店1時間前に到着で3番目。この日はポカポカで店頭の椅子に座って待てるので1時間もあっという間でした。
奈つやの中華そばは、昨年まで不動前の間借り営業(木曜・金曜の昼のみ)とハードルがメッチャ高い中訪問し、大変美味しかったので期待していました。学芸大学の
びぎ屋」出身の店主さんでお顔も覚えていましたし、店主さん、奥様の接客も素敵なお店でした。
下丸子でオープンすると大行列が発生し、週末は整理券方式に。最近、並びも少し落ち着いてきたのと、比較的並びが少ないという木曜日で天気も良かったのでラッキーでした。
袖看板の表は「中華そば」ですが裏は「もちもち雲吞」。この雲吞も凄く美味しかったし、お店の売りの一つです。
待ち椅子はお店の入口左側に3脚、右側に2脚で隣の建物の前に7脚で12脚。4脚目5脚目は隣の建物の80歳くらいのおばあちゃまが着席。その向かいのお店のおばあちゃまが出て来ておしゃべり、連れの方が自転車で到着しておしゃべりしたりと地元感一杯。
暖かい日だったので近くの保育園の2歳~3歳くらいの園児が先生とお散歩してたので手を振ると笑顔で返してくれたり、ホッコリする商店街ですね。
その後も並びは緩やかで30分前で7人開店時13人でした。
エアコン室外機に貼ってあったメニューを見ると「中華そば」一本でトッピングとサイドメニューのラインナップ。11時過ぎには奥様がほうじ茶をポットで出していただきました。相変わらずの笑顔の接客で素敵ですね。
定刻、店主さんがシャッターを上げて開店です。
この暖簾は修行先の【びぎ屋】寄贈の物。素敵な暖簾ですね。
入店し券売機でチケットを購入します。券売機の上には招き猫やお祝いの物がありました。なんか縁起が良さそうですね。
奈つやのもちもち雲吞中華そばと黒ラベル(350ml缶)のチケットを購入し、カウンター席へ。
店内は左側が厨房でその前にカウンター6席。店主さんと奥様の2人体制。こじっまりした和風の空間で落ち着きますね。こういうインテリアのお店好きです。席下には荷物入れがあり背後にはハンガーとバッチリ。
入口のカウンターにお水が用意されていましたが気が付かず、後で奥様が届けていただきました。
カウンターの上にチケットを乗せて着席すると、まずはビールが登場。すぐにあてのメンマ&ネギが店主さんから提供されました。
良く冷えた黒ラベルの缶ビールと冷えたグラスに注いでいただきます。
ポカポカ陽気だったのでビールの旨い事。ヾ(@^▽^@)ノ
グラスは綺麗に磨かれており、ビールの泡がきめ細かくてキレイですね。
あてのメンマの美味しいのは不動前の時に店主さんにお聞きしたほど。でも大分色が変わりましたね。不動前の時はもっと黒っぽかったから。以前お聞きした時によると、普通にお酒や味醂、醤油ダレなどで漬け込んでいるとの事。
今回は軽く七味が振られていてピリッとアクセント。
私がビールを飲み始めると隣のおばさま2人組が奥様に「ビールもあるんですね」と話しかけると私も話に加わって4人でビール談義で盛り上がり。店主さんも聞いていて苦笑い。
ビールを飲み終えてすぐに着丼。ナイスタイミングです。
以前いただいた一杯とは麺顔が変わっていますね。
こちらが昨年7月にいただいた一杯の写真です。トッピングの内容は一緒です。
チャーシュー2枚、ワンタン3個、海苔1枚、メンマ、ネギ。
一番変わっているのがメンマ。色が全然違います。
チャーシュー2枚は同じですがかなり大きくなりました。
雲吞は餡の量が増えていますね。
葱の切り方も変わっています。
深い皿のような丼の形と和風な柄は同じですが柄自体は変わっています。こういう柄を選択するセンスが好きです。
さてさてスープからいただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
鶏豚の動物系がベースに煮干しや節の旨味だけを抽出したような分厚い出汁感でこれは美味しい。丁寧な仕事がわかるスープですね。スープの感じは前回と同じですが色々ブラッシュアップしているのでしょう。少し浮かぶ背脂の甘味もアクセントでナイス。
カエシも穏やかでまったりした醤油で好きなタイプ。
以前より煮干しが少し控えめになったバランスかな。
麺は加水低めの麺をしっかり茹でたストレート中細麺。全粒粉配合でちょっと日本蕎麦っぽい軽い麺でスープと馴染みますね。麺は変わっていないかな。菅野製麺製。
海苔は麺を巻いてパクリ。風味もいいですね。海苔好きなのでもっと欲しいかも。
チャーシューはバラ肉と肩ロース肉。チャーシューの旨さも以前通りでサイズアップは嬉しいですね。修行先のびぎ屋のチャーシューを目指して欲しいですね。
そして大好きな雲吞です。前回頂いて、新しいワンタンの境地を開いたと評しましたがまさにその通りでこの皮の美味しさは溜まりません。今はやりのもち姫を使った自家製ですがこの食感が最高でチュルンとしたこれまでのワンタンと対局の皮です。
中の餡は量が増えており生姜がスッキリ聞いた肉と葱の餡がネットリして中々美味しい。
麺量は140gくらいでしょう。サクッと完食&完飲FINISH。
「ご馳走様でした。とっても美味しかったです」と声をかけて退店しようとすると、その言葉に反応したように奥様が「以前もいらっしゃいましたよね。」と覚えていてくれたようで感激。不動前のお店でも少しお話したからですね。
この日の朝も不動前の「麺屋隼真」のXに「いいね」いただいていたのでお礼を言ったら、店主さんまで入口まで来ていただいてお見送りしていただきました。
素敵なご夫婦とお店のファンになっちゃいますね。
ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ