3月上旬の休日、不動前の新店【麺屋 隼真】(はやま)を訪問。場所は不動前の駅直ぐのビルの2階というより「奈つやの中華そば」「ほころび」の間借りの場所ならわかりますよね。BARの間借り営業です。
所用があって遅くなり到着が12:40で外待ち5人に接続。
回転はゆっくり目で、13:00入店。カウンター手前の一番奥の席に着席します。ここは調理風景が一番見えるところ。
店内は「奈つやの中華そば」があった頃と同じレイアウト。間借りですからね。
店主さんは、いくつかのお店で修行したようですが、メニューは出身店の影響ではなく、大阪の【麦と麺助】の味にほれ込んで、方向性はそっちの方のようです。
店主さんと女性店員さんの2名体制。店主さんも若そうです。
メニューは実質ワンメニューで「上いりこそば」「特上いりこそば」「からすみ茶漬」の3種類。特上は、バラチャーシュー、鶏チャーシュー、味玉が追加されます。
女性店員さんが注文を取りに来て「上いりこそば」をオーダー。前金制です。現金のみ。
1200円をお支払い。デフォで1200円は高めですね。
調理を見ていると丁寧ですね。丼にタレを入れて小鍋で温めたスープを入れ、茹で上がった麺を箸で麺線を整えながら投入。香味油を回しかけ、チャーシューと葱をトッピングして出来上がりです。
私の分はカウンター越しに店主さんから配膳されました。カウンターからそっとおろしていただきます。
丼の表面はチャーシューで一杯で麵やスープが見えません。
大判の豚チャーシューが2枚と葱のみとシンプルなトッピング。チャーシューはこの半分の大きさでいいのでメンマとか海苔とか欲しくなりますね。
丼は三角錐を逆さまにしたような直線的で見るからに不安定な形。
何時か誰かがひっくり返しそうな予感(笑)
経験があるんですよ。隣のおじさんがこんな形の丼ひっくり返してスープをかけられてスーツを駄目にされた事。
『味玉中華そば』おおぜき中華そば店のレビュー | ラーメンデータベース (supleks.jp)
深さがあってスープが冷めにくいのが長所で安定性に欠けるのが短所。
早速スープから透明のレンゲでいただきます。
ずずずぅぅぅううう~ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪!まいぅ~~♪
関西っぽいやや甘めな白醤油のカエシに優しいイリコと昆布の出汁がじんわり効いたスープですがすぐに貝がやってきます。香味油にはホタテを使っているようですね。ホタテなのでアサリやしじみと違い柔らかい甘みのある貝なので正にイリコ&昆布と合わせて関西の味わいですね。煮干しと貝の組み合わせもこういうのは初めていただくかな。確かに「麦と麺助」ぽい味わいで関西っぽい甘さで好みが分かれるかも。
麺はエッジが効いた中細ストレート麺。確り茹でられてヌチッとした食感でスープとの絡みも良い麺ですね。少し粘りがあるような麺の食感で自分は好きなタイプですが、これも好みがわかれるかも知れませんね。最近の新店では菅野製麺を使うお店増えてきたという印象ですね。
葱は白葱と青ネギの刻み。
そして大判のチャーシューですが、大判で厚みもそこそこあって、こういうチャーシューは噛み切れないことが良くあるんですが、この肩ロース肉のレアチャーシューはサクッと歯が入り柔らかくで旨味もシッカリ有りました。ただここまでの大きさはいらないかな。
もう一枚も同じような大きさの豚モモ肉の低温調理?こちらも柔らかく美味しくいただきました。2枚ともとても美味しかったんですが、チャーシューデフォでここまでいらないでしょう。2枚とも半分にしても十分な量なので、肉を減らしてメンマや海苔、青菜が欲しい。
麺量は140gくらいでしょう。サクッと完食、スープは9割飲んでFINISH。
間借り営業なので設備も限られ、その中で回転や採算も考えてのメニュー構成だと思いますので、間借りを卒業してお店を構えた時が楽しみですね。
ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ