image

 

 

2月の晴天の平日、オジサングループ4人でで大網白里市にプレオープン中の

古民家ヌードゥル黒揚羽森住を訪問。ラーメン界の一郎こと、ちゃぶ屋創業者の森住康仁氏のお店です。

 

imageimage

 

大きな古民家を再生してラーメン店とCAFEを営業しています。

古民家の周りの広い敷地の外構工事が未完成でこの日も重機が入っていました。

店の周りの駐車場が一部しか完成しておらずグランドオープンは、まだ時間がかかりそうです。

 

image

 

プレオープン中で1日50食の提供。

11時オープンなので30分前に到着して麺友さんが店頭で記帳すると3組目かな。

晴天で暖かい日だったので気持ちが良いですね。

黒揚羽の紋章の垂れ幕が迎えてくれます。

 

image

 

     黒揚羽

 

image

 

黒揚羽森住の店名のプレートの上にはシンボルマークが描かれていました。

店内もそうですが全体がアートですね。

 

image

 

店頭にメニューがありましたが、まだプレオープン中なのでメニューは

「醤油ラーメン」「醤油チャーシュー麺」「水餃子」の3種類のみ。

千葉県の神崎町で間借り営業していた「みっかぼうず」より少ないですね。

メニューはグランドオープンで多少増えるでしょう。

ただワンオペですし、潮が出たらうれしいですね。

 

image

 

隣といっても繋がっているCAFE DRAGONは既にオープンしていたので、開店までCAFEで喫茶タイム。店内も見られますしね。

 

image

 

ドリンクメニューがこちら。ホットとアイス、アルコールもあります。

 

image

 

入店して右側がCAFEのスペース。素敵な空間ですね。古民家を綺麗に改装してCAFEは床が一段高くなっています。

 

image

 

アンティークなテーブルや椅子、照明も素敵だしドライフラワーにも癒されますね。

柱時計がいいですね。ここでまったりしたい空間です。

 

image

 

一番奥のアンティーク調の木製のテーブルとイスの席で飲み物をオーダー。

CAFEでは若い男性店員さんが注文を取り前会計。

私はアールグレイ(ホット)をオーダー。

 

そして素敵な分厚いガラスのティーカップで登場。

アールグレイのいい香りが漂います。

調べたらダルトン(Dulton)のGLASS CUP & SAUCER ''FIORE'' CLEARでした。レトロでいいですね。

麺友さんがオーダーしたコーヒーカップは古伊万里の焼き物で1客1万数千円のもの。

 

imageimage

 

ラーメン店は開店前だったので森住さんに写真を撮らせていただき、ちょっとだけお話ししました。

元フレンチシェフですからMORIZUMIのネーム入りのコックコートが似合いますね。

 

image

 

いやぁ~カッコいいですねぇ~♪

 

image

 

定刻オープンし、まだティータイムでしたので飲み終えてから8人卓に案内されました。

店内は厨房前のL字カウンター5+2席、この8人卓×1,壁際に2人卓×2の構成。

厨房は森住氏のワンオペ。

案内や会計は奥様?

CAFEは若い男性店員さん。息子さん?

 

image

 

このテーブルも凝っていますね、ヘリンボーン柄に組まれた木のテーブル。

お冷やは四方にコック付ポットがありグラスはレインボー。

テーブルの中央のグリーンと照明も素敵。

紙エプロン、紙ナプキン、おしぼり、箸、爪楊枝、そして手鏡が引き出し式に収納されています。

 

image

 

天井を見上げると大きな室内扇と共に古民家の立派な梁と屋根裏が見えます。

いやぁ~この空間にいるだけでワクワクしちゃいます。

 

imageimage

 

オーダーは全員醤油チャーシュー麺。  

少し待って着丼です。

 

image

 

12角形のおしゃれな艶消しの丼は、それだけでテンションが上がる食器ですね。

みっかぼうずの写真では見ていましたが、これは素晴らしい。

  

image

 

大きな巻きバラチャーシューが2枚と炙ったタケノコ、刻み葱の麺顔。

この巻きバラチャーシューは『ちゃぶや』のトレードマークですね。

 

image

 

この食器のフォルムにこのテーブルの柄、冷水ポット、不思議に溶け合って自然で和む組み合わせですね。

ちゃぶや出身の店主さんがおっしゃっていましたが、森住さんはセンスの塊だって。

わかりますね。御意です!

 

imageimage

 

丼のサイドは受け皿の柄が映って摩訶不思議な感じ。

 

imageimage

 

まずはゆっくりスープをいただきます。

このレンゲも素敵ですね。

ずずずぅぅぅううう~ε=ε=ε= キヤッホーイ!!ヾ(*^▽^)ノまいぅ~~ラブラブドキドキ音譜

フワッと香る節に煮干しの魚介系のジンワリした旨味が舌を喜ばせてくれます。

以前、イケ麺さんの「みっかぼうず」のブログで

『人が一番美味しいと感じるスープの温度75℃で提供。』とありましたがまさにこれですね。

温度管理は「とみ田」や「支那そばや」が素晴らしいと思いましたが、森住さんも流石ですね。富田さんは違いますが、佐野さんも森住さんもフレンチ出身でした。

 

image

 

最初に魚介の旨味が来ますがすぐに鶏と昆布のジンワリした出汁感と醤油と塩の中間のようなカエシがピッタリ来ますね。塩派ですがこれは大好きな味わいです。

 

image

 

香味油は「みっかぼうす」の写真より少なめに感じましたが、スープに浮かぶ白い背脂?の上品な甘味を感じます。

 

image

 

合わせる麺は平打ちっぽい中細麺。加水は中程度でしょうか。麺肌が滑らかでモッチリ感もあり長さもあってズルズル啜るのが楽しくなる麺です。

咀嚼すると小麦の風味も豊かでスープにピッタリで美味しい麺ですね。

 

imageimageimage

 

トッピングの巻きバラチャーシューはちゃぶやを彷彿とさせるもの。

極上の肉質のバラ肉からスープに脂が溶け出し、それもスープの厚みを補完するのも計算してますね。

箸でつかむとホロホロ崩れる柔らかさで口の中で蕩けます。

チャーシュー麺にしたのでこの大判チャーシューが2枚ありますが、もっと食べたかったですね。

 

image

 

筍は大きな櫛のようでサクッとした食感がナイス。薄味でこのスープにピッタリですね。片面は炙ってあり香ばしさもあります。

房総半島はタケノコも取れて、昔ですが松原団地(獨協大学前)にあった「鶴おか」さんが限定の器に使用する竹の器を房総に取りにきて作ったことを思い出しました。

 

imageimage

 

今まで味わったことない一杯で完食&完飲。店内連食したいくらいでした。

食べ終わってからも器を眺めて楽しみます。

 

imageimage

 

受け皿の柄がまた素敵です。またウットリ。

 

image

 

後会計をして森住さんに「ご馳走様でした」とあいさつして退店。

退店時は、外待ち10人位でしょうか。

味も素晴らしいし、インテリアも最高。器も素敵で感動しちゃいました。

近くにあったら間違いなく通うでしょうね。

再訪を誓ってお店を後にしました。

ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ