1月上旬の休日、さぴお君のレビューで知った【煮干しそば Himawari】を訪問。場所は京王線下高井戸駅北口から徒歩6～7分の甲州街道沿い。歩道橋で甲州街道を渡ると大きな看板が目に入りました。
歩道添いの店舗は前面ガラス戸で入口以外にはブラインドがかけられています。南向きなので夏は暑いですからね。
店主さんは大阪深江橋の『麺家 晴』で修行し、2013年大阪緑橋で「風（ふう）」をオープン。2015年には生野の南巽に移転して「中華そば 煮干しや」にリニューアル。昨年8月末で閉店し、東京で物件を探し12月年末にこちらでオープンしたとの事。
10:30オープンのお店ですが、到着が10:25で既にオープンしており、先客1名。入店し券売機でチケットを購入します。
メニューは「煮干しそば」「極み鰹そば」「煮干し豚骨そば」「つけそば」の4種類とトッピング＆サイドメニューですが「煮干し豚骨そば」は。2月以降の日曜日限定で提供予定との事。さらにチャーシュー丼やビールも未提供でした。
デフォルトの『煮干しそば』のチケットを購入。デフォで1100円は強気の価格設定ですね。特製が＋200円で安いので特製誘導の価格設定と推測。
店内はL字カウンター7～8席で店主さんのワンオペ。カウンターの高さが低めでオープンな感じが良いですね。カウンター上に卓調は無し。ティッシュと用事があります。お冷やは給水機でセルフ。
背もたれ付きの椅子で椅子の下の荷物置きもあり、こういうのもサービスですね。
各席にはも木製のお盆に箸とレンゲがセットされています。これは良いのですが、レンゲが木製のスプーンの形状でこれではスープは飲めません。至急変更希望。
壁の黒板には本日の食材が掲示されていました。
肉・・・上州せせらぎポーク
鶏・・・薩摩知覧鶏
米・・・晴天の霹靂
麺・・・北海道産、和華
一味・・・大阪堺やまつ辻田
昆布・・・羅臼昆布
店内のネットの中には裂かれたエリンギが干されていました。
そして煮干しそばが着丼です！
オープンに近いキッチンなんですが座った場所が悪く調理の様子は動きは見えるんですが手元が見えなくて。座るなら左手奥のカウンター席が良いですね。
丼はちょっと変わった10角形～12角形の鳴門切立丼で丸みのあるフォルムです。
スープは少な目に麺は中細麺。トッピングはチャーシュー、エリンギ、海苔とシンプル。薬味は無し。
早速スープからいただきます。
レンゲがこんな形なのでほとんど飲めず。10回くらい掬ってやっと飲めたって感じです。
ずずずぅぅぅううう～ﾜ━(*ﾟ∀ﾟ人ﾟ∀ﾟ*)━ｨ♪!まいぅ～～
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表面に浮かぶ煮干し油の層が厚く、オイリーに感じました。こんなレンゲなので表面しか掬えないからですね。
スープは鶏＆煮干しの醤油清湯スープで昆布が下支え。煮干しメインで鶏が下支えかと思っていましたが、鶏が結構主張しており、鶏：煮干し＝5.5 ： 4.5かな。鶏は薩摩の知覧鶏とありましたが煮干しはイリコ中心でエグミなし。煮干しラーメンの口だったので美味しいんですが肩透かし。
次に麺をいただきます。
ズルズルズルズゥゥゥゥ～ヽ(*´∀｀)ノ ｷｬｯﾎｰｲ!!まいぅ～～♪
この麺はめっちゃ好き！ 茹で加減柔らかめで小麦の溶け出しが早く、ぬめりを感じる艶めかしさ。和華は日清製粉の北海道産の小麦で使っているラーメン店は多いですが、和華オンリーは珍しいかも。さぴお君も言ってますが、この柔らかさは、食べ手を選ぶ麺かもしれません。堅麺好きは嵌らない麺でしょう。
トッピングはシンプル。チャーシュー、エリンギ、海苔。
チャーシューはその都度、スライサーで切り出しています。デフォですが大小4枚あったのにはビックリ！上州せせらぎポークの肩ロース肉のチャーシューですが肉の旨味がしっかり味わえるもの。少し筋があったのが残念。
エリンギは籠で干して風味を強くしていますが、もう一つ。エリンギは味が淡いので味付け確りした方がよいかも。海苔はまずまず。
麺量150gくらいでサクッと完食＆完飲。煮干しを期待すると期待外れになりますが、ノーマルな気持ちなら美味しくいただけるスープです。でも主役は麺ですね。なので、つけそばが食べてみたくなりました。
「ご馳走様でした」と声をかけると「おおきに」と返してくれました。大阪も行きたいですね。
ご馳走様でした。ヾ(＠^▽^＠)ﾉ