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仁香の後の2軒目は水道橋の【中華そば勝本】 

皆さん行かれていると思いますが私は初訪問。水道橋に「麺処あす花」があった頃は何度も店の前を通ったのに😅

到着時、11:28で外待ち5人に接続。

 

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株式会社勝本は2022年3月に東京地方裁判所から破産手続の開始決定をうけ、倒産。2015年2月に設立され「中華そば 勝本(水道橋)」「神田 勝本(神保町)」「中華そば銀座八五」「中華そば勝本(虎ノ門)」「てんせんめん(虎ノ門)」の5店舗で営業。株式会社勝本の松村靖社長は全日空ホテル京都の料理長まで務めたフレンチの料理人。その後の経緯はわかりませんが、2022年5月営業再開。

現在は株式会社Food Operation Japanが3店舗、「中華そば 勝本(水道橋)」「中華そば銀座八五」「神田 勝本」(神保町)を運営しています。

 

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店頭にこんな案内が貼られていました。

メニューを絞って営業されているんですね。中止しているのは「濃厚煮干しそば」「チャーシューご飯」「特製卵かけご飯」の3種類。

 

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退店するお客さんと入れ替えに前に進んでいき、5分ほどで店内に案内され券売機でチケットを購入。メニューは「中華そば」1本でトッピングとサイドメニューの構成。かなりシンプルですね。

中華そば¥950円のチケットを購入し、厨房前のカウンター一番奥に案内され着席。

 

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店内は厨房前のカウンターとその背中合わせに壁に向かったカウンター席で20席弱くらいかな。

店員さんは男性2名女性2名の4名体制。調理はほぼワンオペ。ワンメニューですから麺量だけを気を付ければよいので回転が良いですね。チケットを回収した女性店員さんが「並3丁、大1丁」という風に厨房に伝えていました。

 

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卓調は唐辛子、黒煎り七味、酢、ブラペの4種類。黒煎り七味は初めて見ましたので後で使ってみましょう。

 

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メニューですが以前は塩もあったし、つけ麺もありましたが、倒産からの再出発の時に見直したのでしょう。

 

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店内に積まれていた煮干の箱を見ると、鳥取と千葉の煮干しをお使いの様です。

 

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着席から8分ほど待って女性店員さんからお盆に乗った掲題の一杯が着丼。

 

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醤油清湯ですが少し赤っぽい色の醤油スープですね。

トッピングはチャーシュー、メンマ、海苔、刻み葱、ナルトと王道のラインナップ。

 

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かなり使いこんだ丼は、龍の絵柄がかすれてきています。まるみのある丼でスープ量がタップリ入るタイプでこれならスープの中で麺が泳げますね。

 

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早速スープからいただきます。

ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~ラブラブドキドキ音譜

初動から煮干しがガツンと来る醤油清湯スープ。香味油が煮干し油のようですね。出汁と共に香味油の煮干し攻勢でこりゃ美味いや。煮干しは九十九里の背黒がメインのようです。鶏出汁はバックに回って下支え。煮干しのエグミや苦みはあまり感じないのですがソリッドな出汁感がスカッとさせますね。

後半、香味油が減って温度が低下してくると節が顔を出してきます。

 

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麺は浅草開化楼の中太麺、やや加水が低い麺をしっかり茹でで茹で加減はジャスト。モチっとした食感と粉の凝縮を感じる麺で中々美味しくて好み。麺の長さは長めで啜り心地も良いですね。スープが熱々なので啜る時に注意が必要です。

 

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トッピングのチャーシューは豚もも肉チャーシューが2枚。クラシカルなミㇱッとした食感のチャーシューはボリュームもそこそこありますね。和風な煮干しのスープによく合います。

 

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メンマは柔らか目でまずまず。

 

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海苔が美味しいと聞いていたので期待していましたが、期待通りに美味しい海苔です。美味しい海苔が2枚あるのは嬉しいですね。

 

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終盤、黒煎り七味と酢を投入し味変。黒煎り七味は辛さはそれほどなく煎った香ばしさがメインに感じるので唐辛子も追加した方が良いかもしれません。オスプレイはピッタリ嵌りますね。

 

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麺量は150g~160gくらいでしょうか。サクッと完食。スープは3割お残し。

やっといただけた「勝本」の一杯。人気があるのは納得ですね。

ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ