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5月下旬の平日、神保町の新店中華蕎麦 仁香を訪問。 

人気店だった【黒須】が4月末に閉店し、その跡に突然オープンしてビックリ‼️

 

到着時開店前20分で並びは2名。開店時シャッターは6人と穏やかな並びです。いつも週末の麺活でかなり並ぶので平日は楽だと実感。

 

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中華蕎麦 仁香(にか)のTwitterで

「当店は個人店ではありません・・・」というアナウンスがありましたが、お店の蘊蓄見たらあのグループだとは皆さんすぐ気が付きますよね。それだけに期待が高まります。

 

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店長はベトナム人のソンさんで女性店員さんとの2人体制。女性の店員さんもベトナムの方かな。先日、浜松町にオープンした「ハちゃん」や武蔵関の「ラーメン屋ジョン」などベトナムの方の活躍が最近目立ちますね。

 

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定刻、暖簾がかかって開店。順番に券売機でチケットを購入します。

 

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メニューは「醤油蕎麦」と「塩蕎麦」の2種類でトッピングバリエーションとサイドメニューの構成ですが、かなりシンプル。

塩蕎麦\1000円のチケットを購入。カウンター席に奥から順番に着席していきます。

 

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店内は「黒須」の居抜きでL字カウンター7席。店内待ち席もありますが狭い店内には変わりありません。各席にはお盆と箸がセットしています。お冷やは店員さんが準備してくれます。

 

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箸は箸先にギザギザが入ったエコ箸。レンゲは後から店員さんがセットしてくれました。

 

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店員さんお二人ともよく声が出ています。気持ち良いですね。

1ロット2~3杯のオペで2ロット目で着丼です。

厨房は奥なので調理の様子はほぼ見えません。

 

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丼は和風で藍色の模様が入ったもの。サイズはやや小さめで広口の切立丼です。

 

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少し濁りがある塩清湯スープに抽程度の太さの麺。トッピングは中央にチャーシュー、メンマなどが集められその上に白髪葱、三つ葉、柚子皮が乗るビジュアル。サイドの板海苔。

 

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早速スープからいただいてみましょう。

ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~ラブラブドキドキ音譜

信玄鶏、岩中豚の動物系スープはしっかり旨味が抽出されており、鶏<豚の味わいです。鶏豚を両方使うと流石に厚みが出ますね。道南の真昆布が全体をまあるく包んでいるような味わいです。そして後温度低下で貝出汁がジワジワと浮かび上がってきます。宍道湖しじみって美味しい出汁が出ますね。塩だれには帆立、浅蜊が使われて貝感がグンと来ますね。塩味は穏やかで角も無く円やか。

 

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道南の真昆布も使用していますが、黒口浜真昆布なんですね。真昆布は品質順に、白口浜>黒口浜>本場折浜>真折浜>場違い折浜となるようです。

スープは間違いなく美味しいのですが、同じグループの本店や4号店のスープと比較すると大人しめに感じました。

 

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麺は平打ちの中太麺でややねじりが入ったもの。手もみしているんでしょう。エッジが立った麺で手打ち自家製麺との事。ツルモチ食感で悪くはないのですがスープとの相性を考えると別の選択も考えられますね。麺は好みから外れました。

 

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トッピングはチャーシュー、メンマ、三つ葉、白髪ねぎ、柚子皮。

チャーシューは鶏&豚が2枚づつ。

 

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岩中豚の焼豚が2枚。しっかり旨味が閉じ込められており美味しいチャーシューです。

 

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鶏チャーは信玄鶏のモモ肉吊るし焼きしたもののブツ切りが2個。吊るし焼きの薫香がかぐわしく肉もプリプリで豚より好みででした。

 

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メンマは糸島メンマで期待したのですがもう一つ。づゅる麺池田でいただいた糸島メンマが美味しすぎたからかな。

 

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サクッと完食&完飲FINISH。

まだ新店ですから、これからブラッシュアップしてどんどん美味しくなりそうです。ソン店長に頑張ってもらいましょう。いずれ、ベトナムで美味しいラーメン屋さん開くのでしょう。

ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ 

 

【追記】

神保町黒須の閉店にはビックリしました。2016年のオープンから人気店でミシュランビブグルマンや食べログ百名店にも選出されており、お店はいつも行列。陸上自衛官からの独学でのラーメン店出店も話題でしたが、職人気質の黒須さんは忙しすぎて作ることで精いっぱいになり、将来を考えた時に京都に行って和食の修行を3年やることを決めたそうですね。3年後のその先はわかりませんが頑張って欲しいものです。