noodleshop arakawaで鴨だし焼きネギ(塩)をいただいた後、向かったのが岩沼の名店【沼田商店 麺組】
麺組は先ほどのnoodleshop arakawaの場所で2005年にオープン。2017年に岩沼の花トピアに移転。そして昨年、この竹駒神社境内に移転した今年で17年目の老舗。
移転の経緯はわかりませんが、懐かしいお店です。
初訪問が2011年。あの大震災の2か月後に伺いました。その時いただいた醤油ラーメンに感動したのを今でも覚えています。そして2年後2013年に再訪問して 限定の鶏だしをいただいてファンになりました。それから伺うチャンスが無く今回が10年ぶりの訪問です。
到着が11:38で店頭の看板に「ただ今の待ち時間は20分です」と掲示がありました。
入店して上の方を見るとタルマが行列。
まずは券売機でチケットを購入します。現在のメニューは「味噌」「醤油(魚介)」「こってり醤油(魚介)」「塩(魚介)」「中華」「つけ麺」の6種類とトッピング&サイドメニュー。
人気ランキングは①味噌 ②中華 ③(魚介)こってり醤油の順番。
今回は1番人気の味噌らーめんをいただきます。そしておろしにんにくもね。
930円+80円=1010円
店内待ち席で待機。店内は4人卓×6、隣のお土産もの屋さんと繋がっておりパーテンションで仕切った簡便な物。厨房には店主さんご夫妻、ホールは男女各1名の4名体制。味噌の注文が入るたびに中華鍋で調理する音が聞こえますね。味噌比率高し。
暫く待ってテーブル席に案内され、着丼したのは入店から57分後の12:35でした。
別皿でおろしにんにくと辛味が届けられ、そして味噌ラーメンです。
店名入りの丼に味噌スープ。トッピングはチャーシュー、メンマ、中央に炒め野菜、ネギ。
炒め野菜の山はこの通り。小さな小山を形成。その上にネギが乗っています。その山を支えるようにチャーシューとメンマが配置されていますね。
炒め野菜はもやしを中心に、刻みチャーシュー、ニンジン、キャベツがシャキシャキに炒められています。
早速スープからいただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
味噌は赤白ブレンドだと思われるマイルドな味噌でさらっとした濃度。ベースは豚骨だと思いますが確り抽出された豚の旨味に炒め野菜から流れ出る肉野菜の旨味が加わってグイグイ引き込まれます。札幌風と聞いていたのですがラードはそれ程でもなく炒め油として貢献。しっかりコクがありますね。
別皿ににんにくと辛味がありますが、そのままでも仄かに辛味とにんにくが香ります。これは美味しい味噌ラーメンですね。味噌が1番人気なのも十分納得です。
途中でまずニンニクを加えるとバッチリパンチアップして中毒性が高まりますね。味噌煮にんにくは鉄板ですね。おろしにんにくはたっぷりあったので、半分使用して半分はニンニクオジサンにパスしました。
辛味はちょっとだけ入れてみると引き締まって美味しいんですが辛味が強烈なので少しだけにしました。
麺は中太のエッジが立ったちぢれ麺。茹で加減やや硬めで札幌味噌ラーメンの麺よりかなり太めの仕様ですね。コシが強くブリっとした食感で確りスープを受け止めます。札幌味噌にはこういう麺が合いますね。
こういう麺も味噌らしくて良いですが、もう少しモチモチした麺でも食べてみたいですね。
そして炒め野菜がめっちゃ美味しいんです。もやしに刻みチャーシュー、ニンジン、タマネギ、キャベツなどをラードで炒め、しゃきっとした食感が残る炒め具合。こういう炒め物って腕が出ますよね。追加したニンニクがまた良く合います。
チャーシューは豚の肩ロース肉をローストしたもの。小振りながら旨味がしっかり凝縮していてめっちゃ美味しいじゃありませんか。
メンマは細切りタイプで食感がフニャで今一でした。
味噌スープ、麺、炒め野菜にニンニク&辛味でサクッと完食。後引く旨さですね。
ご馳走様をして退店時も店内満席、中待ち席も満席。新しく来店されたお客さんに店員さんが「1時間くらい待つと思います」と案内していました。相変わらずの人気ですね。
折角なので竹駒神社に参拝。竹駒神社に来るのは高校時代以来かな。
竹駒神社は別名竹駒稲荷とも呼ばれ、旧称は武隈明神(たけくまみょうじん)。日本三大稲荷の一つとされることもあります(諸説あります)
御神輿が飾られていました。
この後歩いて岩沼駅に戻り仙台へ。仙台駅で麺友さんと別れ、私は墓参りへ。
ご一緒した麺友さん、楽しいい東北ツアーありがとうございました。(*^-^*)