おとなの塩sobaでいただいた後、お腹に余裕があったのでもう一軒ワンタンメンをいただきに大山に出来た新店【支那ソバ おさだ】を訪問。
東武東上線大山駅から徒歩4分くらいの駅近です。
到着時、12:10で外待ち6人に接続。
御存知、かづ屋さん出身の新店ですね。
かづ屋さんで10年修行された方と言うので、きっと間違いないでしょう。
17分待って入店。券売機で左上のワンタンメンをポチっと押して、カウンター席右端に案内され着席。
メニューも基本出身店を踏襲していますね。サイドメニューは異なりますが。
店内は厨房前のカウンター5席に4人卓×2。お店の奥の方が製麺室かな。
自家製麺との事です。
厨房には店主さんと女性店員さん、ホールは手慣れた感じの男性店員さん。
卓上グッズは、辣油、酢、B&Wペッパー、揚げ葱。
入店から13分待って着丼です。
まさにかづ屋の麺顔ですね。この時点で美味しさを確信。
真っ白な丼なのでかづ屋の物とは異なりますが、スープに麺、ワンタン、チャーシュー、海苔、メンマ、ネギとキッチリ盛りつけられています。
海苔の乗せ方も同様。濡れないようにね。
綺麗に整えられた麺線は大釜で茹で、箸で整えて平ざるに三つ折りで乗せられ湯切りしたもの。完全にかづ屋の技を習得してますね。
早速スープからいただきます。
ずずずぅぅぅううう~~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
しっかり味も受け継いでいますね。鶏ガラ、豚のゲンコツ、昆布に煮干し、鯖節の魚介系をバランス良く合わせたスープはまさにかづ屋の味。突出するものが無く、誰が頂いても美味しいと感じるようなチューニングですね。熱々のラードが分厚く表面を覆い、最後までスープは熱々で冷めません。
麺は中細でエッジが効いたストレート麺。しっかり茹でられモッチリした食感で啜り心地も良いですね。自家製麺との事ですがやっぱりかづ屋の麺に似ています。
チャーシューはもも肉の焼豚が2枚。食紅で回りが染められたクラシックタイプ。最近食べていないのでわかりませんが、かづ屋のチャーシューってこんなに柔らかかったっけ。蜂蜜塗って吊るし焼きがかづ屋ですが、肉質なのか焼きなのか。
そしてメインのワンタンはクリソツ。テルテル坊主型のワンタンが5個。たんたん系のワンタンが大好きなので嬉しいですね。
肉餡がギュッと詰まって生姜がアクセントの肉ワンタン。これが美味いんです!
ジューシーな肉餡は流石の完成度。まさにかづ屋のワンタンですね。
ちなみにかづ屋のワンタンは肉ワンタンだけで海老ワンタンはありません。
海苔も上質で麺を巻いてパクリ。
メンマは細切りで柔らかめ。この辺りはかづ屋とちょっと違うかな。かづ屋はもっとコリっとしてますからね。
途中で揚げ葱を投入。これで香ばしさとコクがグンと増します。
麺量は150gくらいでしょうか。完食&完飲。
たんたん系は大好きでその系譜のかづ屋出身のお店は沢山ありますね。創業者の数家(かずいえ)さんのブログはよく読んでいますが、お弟子さんたちの独立を積極的に支援してます。
暖簾分けではないし、支店でもない。暖簾分けは一定のルールがあるし、支店ともなれば同一の味を求められセントラルキッチン(資本系)になっていきます。
かづ屋さん出身のお店でもその味を忠実に伝えるお店もあれば。独自性を発揮していくお店もあります。
お店を出した地域の人に愛されるお店になればよいので、独自性は無くてもその味を忠実に再現するお店も良いのではないでしょうか。そんなことを考えながらいただきました。
またたんたん系の未訪店巡りでもやりたいですね。
ご馳走様でした。ヽ(o’∀`o)ノ