image

 

3月中旬、新宿御苑の新店【支那蕎麦 澤田を訪問。

到着時、外待ち6人に接続。場所は「旬麺 しろ八」の跡地ですが、すっかりリニューアルされて、前の面影はなし。店主さんは、くり山→八雲で修行した方とか。

 

image

 

店頭の祝花に三河屋製麺からのものがありましたので、麺はそちらの物のようですね。

 

image

 

image

 

店頭のメニューを見ると、

①支那蕎麦

②白醤油支那蕎麦 おすすめ

③つけ麺(昆布水) 4月以降提供予定

後はトッピングにサイドメニューですが、八雲出身でワンタンがトッピングにあると期待しちゃいますよね。

 

image

 

14分ほど待って入店。券売機で【白醤油二種の雲吞麺】のチケットを購入し、カウンターに着席。

 

image

 

店内は新店なので新しくきれいなのは当たり前ですが、白木を使っていますが照明は暗めですね。インテリアのセンスも良く落ち着いた空間です。女性に人気が出そうなお店です。卓上グッズは、ブラペ、一味唐辛子、酢。

 

image

 

カウンターの上の照明が独特ですね。内装に結構お金がかかっていそうですね。

 

image

 

カウンターの前は中が見えないようにだと思いますが、高い壁になっています。椅子の座面が高く、カウンターの下が段差になっていて、足が置けるようになっているのですが、足を置くと高すぎて座りずらかったですね。これは改善して欲しいものです。背の高い人は合わないと思います。

 

image

 

店員さんは男性2名でメインで調理している方が店主さんですね。接客は丁寧で好感が持てます。

そしてその一杯が右後方から届けられました。カウンター越しは高いので無理ですよね。

 

image

 

白醤油清湯のスープにチャーシュー、メンマ、小松菜、白髪葱、そして海老ワンタンと肉ワンタンが4つで正方形を作るように並べられています。

 

image

 

丼は真っ白で大きく広がった丼で受け皿はなし。

 

imageimage

 

早速スープからいただいてみましょう。

ずずずぅぅぅううう~~ヾ(≧ω≦)ノヒャッホーィ♪まいぅ~~ラブラブドキドキ音譜

鶏豚の動物系に乾物や節を合わせている処は出身店と同じですが、構成が異なり味わいも独自の物。節系はイリコが主体と妄想。鯖節や宗田節は使っていても少量と思われ出身店のような節が効いているというより、イリコが香り昆布が支えるという感じで総じて軽く感じるスープです。それぞれの出汁は十分出ていてライトながら不足感はなし。どうしても出身店と比較してしますが、動物系と魚介系の出汁がバランスよく合わせられたスープですね。

 

imageimage

 

麺は三河屋製麺製と思われる、中細ストレート麺。茹で加減やや柔らかめで確りスープを持ち上げます。ムニュっとした食感で、八雲の麺とは明らかに異なりますね。あちらは菅野製麺でしたね。無意識に八雲と比較してしまうので、店主さんもそんなところはやりにくいだろうなと思います。

 

imageimage

 

チャーシューは豚バラ肉と肩ロース肉のオーブンで焼いたものと思われるものが各1枚。

両方とも肉が硬めでしっかり噛みしめていただくタイプ。肩ロース肉の方が味わいが濃くこのみでした。バラ肉の方は硬い筋があって食べにくかったです。

 

imageimage

 

そして注目のワンタンは肉ワンタンと海老ワンタンが2個づつ。

 

image

 

雲吞はテルテル坊主型で尾ひれは短め。皮はチュルンとした食感でナイス!

海老ワンタンは海老の身を細かく刻んだものと玉ねぎが皮に包まれています。刻んでいるので海老のプリッとした食感がなく、玉ねぎが入っているのでフワッとした食感になっています。どうしてこうしたのかは不明ですが何か考えがあったのでしょう。海老ワンタンは、1尾丸ごと入っているタイプや、粗く刻んだタイプ、そこへ肉を加えたタイプが主流なので。

 

imageimageimage

 

肉ワンタンも玉ねぎが入っており、食感が海老と同様でフワッとしています。きっと店主さんはこういう食感が好きなんですね。目黒にある「麺や維新」のワンタンに方向性は似ているのかな。

 

imageimage

 

固形物を完食し、スープも丼を持ち上げて完飲。出身店をベースにしてそこからの独自性を出そうとしているのでしょう。また開店したばかりなので、これからどんどんブラッシュアップが期待できますね。

ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ