ジェネリック医薬品は


先発医薬品に対して


一つの薬品しかないのではなくて


複数の会社が同じ成分の薬をだしてます。


ですからジェネリックといっても


会社によっていろいろあり


効果は同じではありません。


会社によって 溶けやすくしたり 味をつけたり


色々です。



昨日 7月と9月に広域病院の処方箋をもってこられて


睡眠導入剤を出した方から電話がありました。


入院中にもらってた薬と違うみたいで 昨日から7月に


もらった薬を飲んだが全く効かない。


これはジェネリックではないか?  とのことです。


処方箋に書かれてたのは EMECという会社のジェネリック医薬品でした。


うちは別の会社のジェネリックしかないといったら


それでいいというので 7月にお出ししたものでした。


同じジェネリックでも 添加物など違うので


全く同じではないです。



保険請求(レセプト)は1日から月末でしめて支払い機関へ請求します。


ですから7月も9月もすでに請求済みです。


それなのに 薬が効かないので もとのEMECに代えてくれと言います。


保険の流れからうちの一存では


出来ないことを丁寧に説明したつもりですが


しまいには 効かない薬を売りつけたのだから


交換するのは当たり前だろうというのです。


気持ちとしては交換してあげたいのです。


でも それでは 法律違反です。



以前も 5日分 風邪薬をお出ししたかたから


3日のんで治ったので残り2日分を返品したいと


いって来られた方がいました。



処方箋薬は 薬局で勝手に返品したり


出来る「商品」ではありません。


国の保険で賄ってる「薬品」なのです。



なかなか 納得していただけませんでしたが


次回はそれをお出しするので


しばらくは今の薬で様子をみてくださいと


言って電話をきりました。


ご理解していただけてたらいいのですが・・・。