期待しないに限る | Vivere Con Grande Amore E Tanta Felicita ~from Australia~

期待しないに限る

オーストラリアの2大スーパーマーケットと言えば、

Coles(コールス)Woolworth(ウールワース)

そして、後に続く

ALDI(アルディ)IGA(アイジーエー)



私的には、

「いまさら検証したってみんなオーストラリアのサービス精神のなさ、欠如に気がついてるよ!」

と思うのですが、

とある夕方のニュースで、

オーストラリアのスーパーマーケットのサービスがいかになっていないか(どうにもならないか)をレポートしていました。



まず、これらの4スーパーは、

『客からの要望があればお客をその売場へ誘導する』
(探しているものが見つからない時などですね。)

『客に荷物運びを要求されたら駐車場まで持って行ってあげる』
(老人には優しいサービス。だけど大家さんは知りませんでした。)

といったサービスを提供しているようです。

(全く知らなかった・・・・・)
(オーストラリアにしてみれば画期的?)


レポーターが客になり済まし、隠しカメラを持ってスーパーに潜入し、これらのお願いをしたところ、

以上4スーパーは、

客を誘導せず(ほとんどの従業員が「何番通路にあるよ」と言ったまま他店員とおしゃべり)

(見逃したので何とも言えませんが)荷物運びは手伝っていなかった模様・・・・・


はい、当たり前の結果ですよね。


この4スーパー、会計時にもみな魚の死んだような目で、

「Hi, how are you?」

(言ってくれるだけましかもね。言わない人も多いから。)

とマニュアル(もあるのか不明)通りの動作を繰り返し、会計時に間違いをしても100%謝罪なし。


だから、私も100%何かを彼らに期待したことはありませんでした。

こっちがお金を落として売り上げに貢献しているのに困ったものです。


客商売って何なんだろう?って思わせる国、オーストラリア。
いや、もともとサービスが成り立っていないのです。


例えば、スーパーだけに限らず、

コーヒーが少々まずくてもとびっきりの笑顔とサービスで、

「Have a nice day!」

と言われたら、私は間違いなくそのカフェへ戻ります。

たとえ、おいしいコーヒーを作ってくれても(お金を出して商品を買っている)私のことを微塵も大切にしないカフェに比べたら。


何せほとんどのスーパーで、ほぼ均一・最低ラインを下回るサービスと無愛想を振りまいているのだから選びたくったって選べるはずもありません。


唯一の回避法はと言えば、そう、八百屋での買物です。

近所にある八百屋は規模こそ小さいながらフレッシュさが売りだし、店員の愛想もそんなに悪くはない。

値段は少々高いものの・・・・・賢い消費者(=選ぶ消費者)でありたい私はこれからもこういった小売の店を応援していきたいと思います。