Oranges and Sunshine | Vivere Con Grande Amore E Tanta Felicita ~from Australia~

Oranges and Sunshine

私の大好きな女優の一人、エミリー・ワトソンが出演しているという理由だけで観てきました!

Oranges and Sunshine


Vivere Con Grande Amore E Tanta Felicita ~from Australia~


感想を一言で言うとするならば、

Heart Breaking

でしょうか。


内容は、政府間で密に行われていたChild Migrationについてです。


詳しく知りたい方はこちらのLinkへアクセスしてくださいね。

http://www.bbc.co.uk/radio4/history/child_migrants.shtml


幼少時に愛情を分け与えられず不当な扱いを受け、かつ誰も守ってくれない環境下で耐え忍ぶしかないとしたら、

彼らは大人になってからも何かを心に抱え、

そのトラウマに苦しみ続ける。


(映画についての詳細は書きませんが)

了解を得ず、理解を与えず、

(子供だからわからないと思っているのでしょうが、これはれっきとした搾取)

子供たちを船に乗せ、

異国の国で正当な扱いをし、

最近になるまで謝罪なし。

そして謝罪はしたものの補償はせず。


どの国にも闇がつきものですが、イギリスという国はやることが本当に末恐ろしい。

卑劣さを極めているという感じ。

(オーストラリアもイギリスの流れですね、そういえば。だからアボリジニーもあそこまで大量虐殺できたのか・・・)

子供はあなた方の植民地を潤すための種馬ではないのですよ、わかっていますか、女王?


新聞、雑誌等の評価は

★★★

で意外と低く、私個人は納得がいかないのですが、

想像するに、

ストーリーが比較的淡々としているのでそれが観る人によっては退屈に感じるのでしょう。

かくゆう私の友人がそうでした。


しかしながら私の評価は

★★★★

心を揺さぶられる良質な映画だと思います。