選択肢がありすぎる不幸 ④ | Vivere Con Grande Amore E Tanta Felicita ~from Australia~

選択肢がありすぎる不幸 ④

大家さんを始め、多くのオーストラリア人はこうも言います。

「オーストラリアは個人を尊重している。子供にだって彼らに選択をさせるんだ。」



日本だと18歳くらいまで親、先生の下厳しくしつけられますよね。

学生の本分だ!とかなんとか。

(正直うんざりしましたけど)

そして、高校卒業後、思いっきりはじけてしまう、



例えば、

好きな服を着たり、

髪型を変えたり、

お酒を飲んだり、

煙草を吸ったり、

異性に対してもっと積極的になったり、

などなど。

そして酸いも甘いも乗り越えて大人になっていく。

別に18歳くらいからそういった経験を始めても遅くはないですよね。



子供のころから全ての決定権を与えられると、

例えば、健康や食生活についてのクラスを受けた後、

カフェテリアへ行ってコーラとチップス、バーガーを注文するようなもの。

たとえ野菜の方が体にいいとわかっていてもね。



「選択肢がありすぎる不幸」

13歳での妊娠もそうかもしれません。

先を見据えることは子供にとっては難しいことだから。



だからある程度の年齢に達するまでは家族が決定権を持ち正しい選択ができるよう育てていく方が私は賢明だと思います。