久しぶりに夕方母の家まで歩いて帰った。

ちょうど赤い夕焼けの空がきれいな時間で

母もきれいねーー✨と言っていた。


少し歩くと東の空から満月がキラキラ光って出てきた。必死に歩いてるかと思いきや、


「おつきさんまんまるやわニコニコ」と


自分で満月を見つけた母。



認知症になってからも結構1人時間をどうにか楽しんでたんだと思うけど、美しいものを見たら誰かと喜ぶ方が2倍嬉しく思う。



母の家のいらないものラックを少しずつ持って帰り分別していたら、母のちょこっと日記が出てきた。


母が認知症初期の頃、


「最近忘れる事が増えてきた。覚えれない。」


と書いていた。

認知症と言うと傷つきそうな気がしてはっきり言えなかったけど、本人も前と違うと思ってたのなら、はっきり言ってあげれば良かったな。


認知症は生活改善をすれば、必ずましになると私は思ってる。とにかく甘い物とパンをやめなさい!って言ってたな。


今日は中秋の名月だから、晩御飯の後にお団子を一緒に食べた。食べた代わりに20分歩いて帰ったけど、調子良く歩いていた。

甘い美味しい物はたまに食べるのがいい。