本当はやった方がいいとわかっているのに、動けなくなること、ありませんか?
それはSNSの発信かもしれないし、誰かへの返信かもしれないし、苦手な作業かもしれない。
私もね、あるんです。
せっかく時間があるのに、「どうして今それをやる!?」とツッコみたくなるような時が!
緊急度と需要度のマトリックスでは、こんな優先順位が目標達成に効果的と言われます。
1、緊急で重要なこと
2、緊急ではないが重要なこと
3、緊急だが重要ではないこと
4、緊急でも重要でもないこと
例えば、締め切りがあったり、相手のいるものは緊急度が高いし、重要だと思うから、多くの人が優先してやると思います。
また、重要ではないけど、緊急なもの、例えば、事務連絡だったり、急な電話はこの部類に入りますが、こうしたものはせざるを得ないことがあるので、やりますね。
でも『緊急ではないけど重要なこと』はなかなか手をつけられない、ということになりやすい。
例えば継続的な発信。
これって今すぐ何かに繋がるわけじゃない。
でも、やり続けることで描いているビジョンに近づくことは間違いない。
でもね・・・私たちはつい、目先のことで忙しくしてしまうんですよね。
そうやって、「本当はこれをやっておいた方がいいのになぁ」と思うことができなかったり、いざやろうと思っても思うように動けなかったりする。
でも、同じような状況の中でも動き続け、行動し続ける人もいますよね。
それって何が違うの?
一番大きいのは、何を見ているか、だと思います。
目の前のことに囚われている人は、目の前のものを見がちだけど、行動できる人は常に、もっと先を見てる。
ゴールと目的
ここから決して目を逸らさない。
それが行動力の違いにも出るのだと思います。
私たちは目的を失うと、本当に必要な行動ができなくなります。
何のためかがわからないのに、ストレスがかかったり、苦手なことをやろうなんて人はいないと思うんです。
もちろん、なんでも楽しくできればいいけど、そんなオールマイティはなかなかいない。
それよりは、ゴール達成のために必要なこと、これをやることが夢を叶える大きな一歩になるって思ったら、そこに感じる価値は大きくなるし、それはストレスよりもやりがいの方を感じやすくなるんじゃないかな。
モチベーション上げて頑張ろう!じゃなくてね、自然と重要なことに向き合えるんですよね。
ヴィクトール・E・フランクの『夜と霧』を読んだこと、ありますか?
この本を読むと、私たちは生きることですら『目的』が必要であり、目的が私たちの生きる意志を駆り立てるのだということがよくわかります。
もちろん、とても厳しい環境と状況ですから、目的や希望を見出すこと自体が困難だったのですが、それでも彼は「ここを出て、ここで得た深い気づきを世の中の人に伝える」という目的を持って過ごしていたわけです。
こんな厳しさとは比較できませんが、私たちが思い描く未来を叶えるためにも、やっぱり「これだけはやり遂げたい」という想いがあって、そのために全てが必要だと思えたら、苦手なことや時間がかかることにも丁寧に向き合いやすくなるのではないでしょうか。
それぞれのペースはありますが、常にゴールと目的を見据えて、今、本当にやるべきことにフォーカスしていきたいですね。
公式LINEでは自分らしさを見つけるヒントをお届け
無料プレゼント『わが子の生き抜く力を育む21の習慣』