週末の価値 | 暮らしを紡ぐ

暮らしを紡ぐ

コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

起きたらお昼の1時を過ぎていました。

「うひゃあ、寝すぎた・・・」と焦るのは私だけ。タコシ君はすっかり早くに起きて活動をしてた。


とにかく眠くて眠くて起きられなかった。

セイリのせいだろうか・・・。なんとなくお腹も重いし。


人より遅い一日のスタート。

スタートが遅いだけで、ちょっと凹みます。


慌てて洗濯したり、掃除したり、食器洗ったりしていたら、今度はタコシ君がパソコンの見すぎで疲れたらしくお昼寝。「10分したら、起こしてね」と言いながら寝室へ行くタコシ君。


で、10分経ったので起こしに行くと。

あまりに寝姿がかわいらしいので、思わず写真をパチリ。

タコシ君は寝る時、いつもこんなふうにうつ伏せで、お行儀よく足の裏を重ねていらっしゃる。


1

おやつが食べたくなったけど、ジャンクなものばかりじゃあ身体に悪いと思い、

今日のおやつは「枝豆」を茹でることに。

ネットで美味しい茹で方を色々と調べてから。


塩はかなりたっぷりめに。

沸騰したお湯で何分か茹でたら、弱火にして蓋をして蒸し煮にすると

さらにプックリと美味しく仕上がる。


というようなことを知り、その通りにやってみる。

すると、本当にプックリと美味しい枝豆が出来上がりました。


2

二人で食卓で向き合って枝豆を食べたが、

タコシ君の食べるペースの速いことに驚く。

よおく観察していると、彼の場合は、枝豆を口の前に持って行き、皮の端と端をピュッと手で押し、お豆を一気に口の中に放り込んでいるのです。

私はと言うと、皮の塩気も大好きなので、口の中でしゃぶりながら豆を食べるタイプ。

そういうお互いの物事の向かい方の違いに笑ってしまいました。


週中は、なかなかおやつを作ろうなんていう心の余裕がない。

仕事の忙しさにだんだんだんだん身体も心も慣れてきて、暮らしにおいては「まっ、いっか」というふうに流してしまうことが多くなってくる。

「今日のおかずは2個でいっか」とか「外食でもいっか」とか・・・。


でも私の場合日曜日になると、慌ててそういう自分の「なあなあ」な部分にストップをかけようとする。

野菜のおかずを急に何品も作ってみたり、今日のように急に枝豆を昼間から茹でてみたりする。


そういうふうに「暮らしの帳尻」を何となく合わせながら、

またやってくる次の週へと向かうのです。

そういう「暮らしの帳尻」を合わせられるのが、週末の価値かもしれない。

と、そんなことを考えました。