桜日和 | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

お昼くらいまで、それぞれ自分のことをやって、午後からタコシ君と二人で桜並木を散歩。

今日は自転車じゃ、もったいないということで、ゆっくり歩きながら桜景色を楽しもうということになりました。


並木道は、もう人でいっぱいだった。

みんな家族でゾロゾロと散歩を楽しんでいる。桜はまだ満開とまではいかないが、早くもレジャーシートを敷いて宴会をやってる人たちもチラホラ。


並木道沿いの商店は、ここぞとばかりに露店を出し稼いでいた。

中華弁当やら、ソフトクリームやら色々売ってる。街中が、お祭り気分だ。

namiki

sakura


それにてしても、国立の桜並木は予想以上に素晴らしい。

住んでいる街に、こんな景色があるなんて、今までの私の人生から考えたら、まるで夢のようだ。まったく。


一週間後の週末は、もっと素晴らしい景色になっていることだろう。楽しみ、楽しみ・・・。ハイジも来ると言っているし。桜景色で親孝行できたらいいものだ。


夕方からは義妹のサッチャンが、彼氏を連れて遊びにやってきた。

私達としても妹の彼氏を紹介されるというのは初体験。特にタコシ君にとっては実の可愛い妹だけに、何だか複雑そうでもあった。


でも実際に会ってみると、その彼も本当に感じのいい人で、とっても嬉しくなった。

って言うより、サッチャンの彼氏という感じではなく、みんなでお友達になりたいねって感じの人。そのくらい興味深い、そして温かい顔をした人でした。


私は相変わらず嬉しくなりハイテンションで勢いよく喋ってしまったが、まあいいとするか・・・。どうやら男の子が好きな病気は、結婚しても一生治らないご様子。


『ニチニチ』で四人で食事をし、スターバックスで珈琲を飲んで、さっき駅で見送ってきたが、タコシ君二人が帰った途端、なんかものすごい安堵感漂うお顔をしていた。二人で帰り道自転車を走らせながら「いい子だったね。サッチャンが嬉しそうでよかった」と言い合う。

駅で二人を見送る時、タコシ君が別れ際に「うちの妹をよろしく」と言ってた。その言葉を隣で聞いた私は、何だかよく分からないけど一瞬ウルッと来てしまった。何でだろう?タコシ君のお兄ちゃんの顔を久しぶりに見た。


桜と共に、我が義妹にも春が来たようです。

haru