ここたのcafe | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

最近のお気に入りは、我が家からテクテク団地の間の小道を抜けていくとある「ここたのカフェ」。今日はお休みだったので、ものすんごい風が吹く中、ランチを食べに行ってきました。


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店内の雰囲気は、こんな感じです。ちょっと分かり難い写真でごめんなさい・・・。でも、何とも心地いい雰囲気は伝わるのでは?


このカフェは、我が街にある一ツ橋大学の学生サークルが中心になって運営しているカフェとのこと。カウンターでランチを食べながら、お店のスタッフの方と少し喋ったのだけど、昼間は市民がスタッフ、夕方からと土日は学生がスタッフとなって営んでいるとのこと。


今日はご飯を食べ終わって、美味しい珈琲をいただきながら、本棚においてあった雑誌の中から、クウネルやらクロワッサンやら、私の大好きな雑誌を一人ゆっくりと読み漁った。


価格設定も、学生主催とあってか、かなりお得なもの。

ランチは670円というお弁当のような安さ。でも、一般市民のおっかさんが厨房に立って、美味しい手作りご飯を出してくれる。お米も玄米を使っているし。それにプラス100円で、食後にサイフォン式で淹れた美味しい珈琲もいただける。さらに、デザートのケーキを付けると、きっかり1000円。

周りのお客さんが、帰り際お会計の時に、「ケーキ美味しかったです」とスタッフさんに口々に言って帰って行ったので、次回は是非ケーキも注文してみることにしよう。


ゆっくりと雑誌を読みふけりながら、耳を澄ませていると、カウンターの中でスタッフの女性二人が、ポツポツと話しているのが聞こえてきた。


「表の看板に、ランチと一緒にケーキを頼むと、ケーキは通常価格より100円引きになります、と書いたから今日はケーキの注文が多いのかなあ。ああいう一言で、全然注文数が変わりますね。あとで、連絡ノートに書いておこう」

「○○さんが焼いたトースト、すごい焼き目が綺麗に出てる。どうやって焼いたんですか?」

「いつもはレンジでミルクを温めるんですけど、ミルクパンで温めたほうが美味しいですかね」


そんな質のいい会話が聞こえてくるのが、また心地よかった。

私は向上心のある人が大好き。そして向上心のあるお店が大好き。毎日同じことの繰り返しだけど、その中でも、どうやったらもっとお店をよくできるか?考えて工夫しているお店は、必ずと言っていいほど居心地がいいものだ。

今日また新しい居心地の法則を発見しました。