ニチニチ日曜日 | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

料理研究家の高山なおみさんが書いている「日々ごはん」というエッセイがある。

私は高山なおみさんの書く率直な文章や、彼女の周りで繰り広げられている人間関係に、ちょっとした憧れを抱いている。

今までは本で読むことでしか味わえなかった憧れの世界が、今私が暮らしているすぐそばにある。そのことがとても嬉しい。

というのも、うちの近所の「ニチニチ」というお店で毎月第三日曜日に開かれる『ニチニチ日曜日』というイベントに行ってきたのでした!


普段は夜から開店する呑み食いどころの「ニチニチ」も、この日だけは朝から店が開いて、色んな食べ物やら雑貨やら作家さんの作品やらの即売会となる。

タコシ君とのぞいてきました。

高山なおみさんのエッセイの中に登場する方たちが、私たちの目の前に。


手作り石鹸・エバジャム・アムプリン・陶器・・・などなど、色んな品々が並んでいました。

私は本で読んでいるときから勝手に形や味を想像していた「アムプリン」を一度食べてみたいと想っていたので、アムプリン2個を迷わずお買い上げ。

それから、タコシ君のご希望によりココナッツクッキーも購入。

何だか、異文化交流ってかんじの楽しいイベントでした。「ヨシベも絶対にこういうの喜びそうだね」とタコシ君と言い合う。


帰って来てから、早速紅茶をいれてアムプリンの試食タイム。

いやいや、本当に美味しかった。あの四角い形が特に好き。いかにも、大きい四角プリンを作って、その後で切り分けましたって感じのあの形。

懐かしい感じの味がするプリンでした。今度また買いに行こう。

puri

次回の『ニチニチ日曜日』は1月15日らしい。

ヨシベさん、次回は一緒にいかが?


昨夜はハッシーが来て、タコシ君とまた何やかんやと、ちちくりあっておられた。

「北欧の人は夜ろうそくをつけて暮らしたりしているらしいよ」なんて二人が話してる。

「じゃあ、今日早速うちでもやってみようよ」ってことになり、ろうそくライフがどんなものか実践。

家にある全てのキャンドルホルダーを出してきて、電気も消して、音楽をかけて、キャンドルの灯りだけでワインを飲んでおしゃべり。

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火の揺らぎのおかげで、心もすっかりリラックス。たまには、こういう暮らしもいいものだなあ、と実感。


それから、「今日は帰るよ」と言ってたはずのハッシー、やっぱりお泊りしていくことに。

そいじゃあってことで、三人で自転車を走らせビデオレンタル屋へ。「アイランド」を借りてきました。

深夜の映画鑑賞会。

これは、三人一緒のときに見たほうがいいよね、っていう映画のようだったので。

色々な設定が、かなり自分達が今まで置かれていた状況と重なるところがあり、背筋がゾゾーっと寒くなることもあった。いつでも、真実を知ろうとする人ほど痛い目にあうものだ。

見終わった後は、やはり予想通りドヨーンとした気分に。まあ、覚悟してたけど。


そんなわけで、また明日からお仕事の生活に戻ります。


最後に今朝のタコシ君作の朝ごはん。黒こしょうがきいてて、とっても美味しかったです。タコシ君、なかなかやるじゃん。

purin