“子供の頃すごく欲しかったもの”
子供の頃の私
今思い返してみると
「何かが欲しい」と
親に何かをねだった記憶が無い
何か欲しい物があったはずなのだけれど
聞き分けの大変よろしい
良い子だった私は
「また後でね」
「うん」
いつくるかも分からない
来ないかもしれない
“また後で”を
健気に待ち続けていた
良い子の悲しさ
この幼少期からのクセ
いい大人になってからも
引きずってしまって
〘自分が欲しいもの〙を
後回しにしてしまったり
自分が本当は何が欲しいのかを
見失ってしまったり…
すごく欲しい
自分の欲求を素直に言えること
親のこと人のこと
優先してきて
自分の感じることに蓋し続けてきて
いざ
「あなたはどうしたいの?」
なんて聞かれると
すごく困った
自分がどうしたいか?
自分の欲しいものが何なのか
分かっていなかったから
どう答えたらいいのか分からなくて
すごく困った
長いこと自分迷子してきた私
自分は何が好きで何が苦手か?
自分はどんなものに対して心地よさを感じるのか?
自分はどんなものに対して違和感を感じるのか?
じっくり感じて確かめる
自分が欲しいものは何なのか?
自分はどうしたいのか?
人優先から自分優先にシフトチェンジ
私はあれこれ考えて難しくしがちだけれど
大切なのは
結構シンプルなこと
自分の感覚に素直になること
実は
子供の頃すごく欲しかったもの
自分の感覚を素直に感じるようになってから
思い出したものは
《猫のぬいぐるみのリュック》
かわいいの背負って歩きたかった
子供ゴコロに
やっと気付いた
今の私
