ちょっと前までの私
人と接すること=戦うこと
生存戦略駆使して
傷付きやすい自分を守ることに必死だった
場の雰囲気が悪くならないように
空気読んで
気を使ったり
相手にどう思われるか気にして
言葉選びしたり
嫌なことも嫌と言えなかったり
自分の事より他人のご機嫌を優先する
親の顔色を伺うことが当たり前だった
機能不全家庭育ちの
私の生存戦略
自分も信頼できていなければ
他人は尚更信頼できない
安心できない
安全ではない
人と接する場は戦場
〜すべき
正しいこと
そんな鎧で完全防備して
自分を守って(保身して)
人に嫌われるのが怖いから
人当たりよく
八方美人になっていた私
人の集まる様々な場に参加する中で
人合わせることは得意になっても
自分の本音はどんどん分からなくなって
好きなものに遠慮してしまったり
苦手なものなのに好きなフリしたり
外面は大変ヨロシイのに
内面は大変ヨロシクない
人と接したあとはどっと疲れて
一人になると
脳内一人会議で
自分へのダメ出しして
自己否定と自己嫌悪で悶々として
日々
何だかしんどい
つらい
そんな感覚を抱えながら
人前では
人に心配かけまいと
大丈夫なふりして
自分はいっぱいいっぱいになっていても
人の面倒事まで勝手に背負って
何でもかんでも一人で抱えて
自分が至らない所為
もっと努力して頑張らなくてはと
容易ではない自分に鞭打って
悲劇のヒロインな自分に
酔っていた
人の為になる自分を目指して
自分の本心無視して
頑張り続けたけれど
自分の身体は自分よりも正直で
頭痛
動悸
お腹の不調(下痢)
ココロの我慢が
身体にあらわれるようになって
やっと
自分自身に意識を向けられるようになった
外面は良くても
ボロボロな
私の内面
頑張るのもう疲れた
もう戦いたくない
大丈夫なふりして我慢し続けたくない
身体が教えてくれた
私のココロの声
自分の今までの生き方
自分の思考の癖
自分の価値観の歪み
自己否定と自罰で
自分に散々向き合っていたつもりでいたけれど
自分の本音とは向き合えていなかった
自分は本当はどうしたかった?
頑張ることから一旦離れて
今まで自分を守るために着込んでいた鎧を脱いで
一人の
ただの〘私〙になったことで
見えてきた
今の私の世界
過去の経験だったり
家庭環境から
人嫌いを拗らせて
周囲は敵だらけだと
警戒心の塊になっていたけれど
今の私の周囲には
私が必死に頑張らなくても
“えふりこぎ”しなくても
(人によく思われようとしなくても)
ただの一人の人として
尊重してくれて
見守ってくれている人が居る
素の私について問いかけてくれる
私自身と向き合ってくれる人が居る
対等な人として話せる人が居る
人と一緒に居ても
何だか寂しい
孤立したココロ
今の私の世界は
私が思い込んでいるより
ずっと
優しくて
暖かくて
戦う必要も無い世界だった
自分の内面をヨロシクする
自分を偽らず
感じたことを
否定せずに素直に感じる
生きづらさを抱える自分を何とかしようと
今まであれこれココロのことを学んできたけれど
“自分を大切に”
“自分軸で生きる”
やっと
頭ではなく
感覚でしっくりきた
傷付かないよう武装するよりも
あえて
ノーガードで
自然体でいるほうが
案外傷付かずに居られる実感
相手のご機嫌取りより
自分のご機嫌取り
人と一緒に居ることが苦行では無くなる
あれこれ刺激を受け取り過ぎて疲れやすい私には
一人の時間も大切だけど
何だかんだで
私は人を含めた生き物が好きで
ココロの交流を求めている
無理せず心地好く居られること
頭で考えると難しく考えてしまうけど
自分とも
人とも
色々な生き物とも
敵対心持つことなく
自然にあるがままを認めあえたら
何となくヨロシク出来るのかな?
自分も相手も尊重できたら
傷付け合わない
ヤサシイ関係で居られるかな?
嫌われること
傷付くことが怖くて
ガチガチに完全武装して
戦ってきたけれど
外向きの自分取り繕うことから
内側の自分を大事にしようとしたら
武装も何もしなくても
変に身構えなくても
自然体で大丈夫だった
そんな気付きの備忘録