好きなことを、好きなように。 -9ページ目

好きなことを、好きなように。

2014年のわたし。
毎日を楽しく、愛おしく、丁寧に。

昨日の夜、飲んでいた時に、
年上で、ステータス抜群な旦那さまを持つ女性の方が、

「わたし、極度の寂しがりやだから」

と言っていました。

旦那さまは、真面目すぎて、マメなタイプでもなくて、子どももほしくないそうで、
その女性はさみしくなっちゃったのだと思います。

寂しがりやなのは、わたしも同じだな。

きっと。


わたしは今月、26歳になります。

1日1日がとても早く、あっという間に1年が過ぎる。

仕事に追われすぎているとも思うし、追いかけ回されているとも思います。

相変わらず、彼氏はいません。

まともに付き合ったことがあるのは、高校生くらいで、その後、色々あったけど、
カウントできるものではない。

そもそも人をあまり好きになりにくいし、好きになった人は実らない。

付き合うという壁が年々高くなって、なかなかうまくいきません。

好いてくれる方もいましたが、どうしても好きになれない方でした。

選んでるからできないんだよ、と言われますが、有る程度みんな選ぶと思います。

社内も社外も関係なく、最近はなにもありませんでしたが、

最近近くの拠点に異動してきた先輩がいて、気になっています。

シャイでちょっと不器用で、やさしい方です。

この間、たまたま仕事で先輩の拠点に寄ったとき、話が弾んで、仕事もそこそこにひたすら話をしていました。

途中まで、一緒に帰ることになり、お腹も空いていたので、近くにあった回転寿司に行きました。

そこでも話が盛り上がって、終電まで話してました。

久しぶりにとても楽しかったし、メールして、返事が来ることが本当に嬉しい。

面倒だから、社内は嫌だと思っていたけど、いい人だと思うし、実ればいいな。



6時に帰るチーム術 小室淑恵著

最近読んでいる本です。
わたしはマネジメントする立場にはないですが、実践できる項目がたくさんあり、
ワークライフバランスという考え方にとても共感できました。

…なんでマネージャーでもないわたしが、このような題材の本を手にとったかというと、
わたしの勤めている会社が、まさにこの考え方と真逆の政策をはじめてしまったからです。

わたしは住宅業界に身を置いておりますが、昨今の不景気、増税後の反動もあり、
会社は非常に厳しい状態が続いています。

当然のごとく、売上は前年を下回り、予算はショート。
しかし、小さなメーカーであるわたしの会社は、会社の運営のために、
予算の達成は絶対に、成し遂げならければなりません。

小さな会社のため、営業の人数も他社の1/10程度で、ひとり当たりの仕事量は多い傾向にあります。
また、仕事量の多さからくる残業、休日出勤などで、体を壊し休職、気持ちも限界になり退職する社員が多く、
ひとり当たりのの仕事量はさらに増えていっています。

そして、残った社員は、必死になり仕事量をこなしますが、その分負荷がかかり疲労はどんどん蓄積されます。
いずれは、その自分を守るために、手を抜いて仕事をしはじめます。

そんな悪循環のなか、どうにか達成していた予算がショートしはじめ、マネージャー陣は焦り出しました。

そこで、最近打ち出した政策が、【9:30-18:00の間、事務所在籍禁止】というものでした。

ちなみに定時は9:00-18:00です。

ただ、残業をすることが当たり前になっているので、定時に上がれる社員はいません。
会社としては、21時完全退社として取り組んでおり、隔週水曜日は19時完全退社として、
取り組みをしていますが、様々なところにしわ寄せがくるので、社員はあまり良い政策と思っていません。

打ち出された政策で、一番問題なことは、社員同士のコミュニケーションの不足です。

事務所に在籍しないことで、担当間の会話が減ります。
また、帰着が遅くなるため、会話ができても、当日策を打てないとうこともあります。

それだけではなく、管理、締め付けがきつくなったこともあり、社員は不満を持ち、士気がさがります。

モチベーションが低下することで、単独行動に走り、チーム間での結束がなくなってきます。

社員同士では、不満を言い合いますが、マネージャーとの距離がさらに遠くなり、
マネージャーに不信感を抱きます。

社員、マネージャー、部署全体と、コミュニケーションがとれていないため、
社員の不満が膨らみ、仕事がうまく回らなくなります。

誰もが、この政策に疑問を感じているからです。


長時間労働は、良い結果を導いてはくれません。

短い時間の中で、確実に成果を出せる仕組みづくりが必要です。

わたしはどうにかいまの環境がよくならないか、短時間で効率良く仕事をすることができないかと思い、この本を買いました。

日本全体が、もう少しだけでも、ワークライフバランスという考え方を取り入れていけたら、
と切に願うばかりです。