最近、tangoがまた
「風の谷のナウシカ」
(今間違えて他人って打っちゃった)のマンガを
全7巻図書館で借りて読みなおしていた。
原作は映画よりずっと長いストーリーで
何度も読み直さないと理解できないのだが、
権力を握ろうと戦争を起こす人間の性とか
結構テーマは深い。
前に読んだ時も言っていたが、今回も
ナウシカ全巻買おうかなーどうしようかなーと
ぶつぶつ言っている。
(月200円の小遣いだが、あまり使わないので
結構たまっているのだ)
ナウシカはとりあえず返却して、
今読んでいるのは、「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ)。
この間私がすすめて「モモ」を読んで、
結構気に入ったようす。
* * *
tangoの国語の教科書の単元で、
「豊かな言葉の使い手になろう」というのがあったんだけど、
それが、
「豊かな言葉の使い手とはなんでしょう。
どんな人が思い浮かびますか。
豊かな言葉の使い手になるにはどうすればいいか考えよう」
って感じの内容で、
その後に、さぞ豊かな言葉の例が出てくるのかと思いきや、
そこでおしまい。
(音読を聞いてただけで教科書見てないけど、多分。)
茨木のり子さんの、心の鎧をはがしにはがしてさらけだした詩とか、
林美里さんの満身創痍になって魂を絞り出したような文章とか、
うわーっと圧倒される言葉が載っているならともかく。
しかも、豊かな言葉だけ使おうと思っても、
そこに豊かな心が伴わないと何も意味がないじゃない、
と思うのだが。。。
* * *
私が最近(といってもここ数カ月)読んだ中で
印象的だった本。(もちろん借りた本)
印象的だった本。(もちろん借りた本)
「オオカミと暮らした男」
これはすごい。著者(イギリス人男性、名前出てこない(泣)は
幼少のころから、動物を見たり触れたりするのが大好きで、
毎晩床を抜け出して、森にキツネの生態を見に行っていたほど。
その著者が、オオカミの保護の仕事をしていたが、
なかなか姿を見せてもらえないので、
オオカミの生態を知るために、数か月、野生のオオカミの中で
群れの一員として暮らしたという話である。
防寒のオーバーオールに身を包み、
森にあるものしか口にせず、
もちろん森の中で寝る。
オオカミの生活圏で一人生活するうちに、
遠巻きに観察していたオオカミが数週間かけて
近づいてくる。
オオカミの鳴き声で、群れに加わりたいと伝え、
信頼を勝ち得て、群れの一員として役割を与えられていく。
狩りで得た肉(生肉)の分配も、群れの役割に寄って肉の部位が決まっている。
全ては、鳴き声や、群れの掟に沿わないと噛まれることなどから、
噛み跡だらけ、傷だらけになりながら
オオカミの生態を理解していく。
ついには赤ちゃんの養育係までも担当することになる著者。
オオカミ界から人間界に戻った後も、
オオカミの生態を世に知らしめたり
オオカミとの付き合い方を指南したりと活躍を続けている。
これはすごい。著者(イギリス人男性、名前出てこない(泣)は
幼少のころから、動物を見たり触れたりするのが大好きで、
毎晩床を抜け出して、森にキツネの生態を見に行っていたほど。
その著者が、オオカミの保護の仕事をしていたが、
なかなか姿を見せてもらえないので、
オオカミの生態を知るために、数か月、野生のオオカミの中で
群れの一員として暮らしたという話である。
防寒のオーバーオールに身を包み、
森にあるものしか口にせず、
もちろん森の中で寝る。
オオカミの生活圏で一人生活するうちに、
遠巻きに観察していたオオカミが数週間かけて
近づいてくる。
オオカミの鳴き声で、群れに加わりたいと伝え、
信頼を勝ち得て、群れの一員として役割を与えられていく。
狩りで得た肉(生肉)の分配も、群れの役割に寄って肉の部位が決まっている。
全ては、鳴き声や、群れの掟に沿わないと噛まれることなどから、
噛み跡だらけ、傷だらけになりながら
オオカミの生態を理解していく。
ついには赤ちゃんの養育係までも担当することになる著者。
オオカミ界から人間界に戻った後も、
オオカミの生態を世に知らしめたり
オオカミとの付き合い方を指南したりと活躍を続けている。
著者によると、
家畜や人間を襲うオオカミは人とは共存できないと思われ、
多くが殺されてしまったが、
殺さなくてもただ
人の生活圏に入ってこないようにすればよいのだという。
そのためには、オオカミの鳴き声で、
ここには別の群れがいる、縄張りに侵入してくるな、という
メッセージを(録音で良いので)流せば済むのだという。
オオカミの言葉を操り、意志疎通できる著者だからこそ
分かりえたことである。
(うーん、著者の名前出てこない・・・)
またもう一つ、驚かされた事実は、
オオカミは非常に鼻が良く、
保護センターに著者の立ち合いのもとオオカミと触れあいにきた人の中でも
怪我や持病のある人は必ずオオカミに分かってしまい敵意を表すので
自己申告し遠慮してもらっているという。
オオカミは非情な殺戮者だと思われているが、
生態系全体から見ると、
オオカミが襲うのは、群れの中で病気を持っている個体や
遺伝的に弱い個体なのだという。
そうした個体が生き残れず、強い個体が子孫を残すことになるので
オオカミはその動物の群れの存続に貢献しているというのだ。
自然界の奥深さに圧倒される。
家畜や人間を襲うオオカミは人とは共存できないと思われ、
多くが殺されてしまったが、
殺さなくてもただ
人の生活圏に入ってこないようにすればよいのだという。
そのためには、オオカミの鳴き声で、
ここには別の群れがいる、縄張りに侵入してくるな、という
メッセージを(録音で良いので)流せば済むのだという。
オオカミの言葉を操り、意志疎通できる著者だからこそ
分かりえたことである。
(うーん、著者の名前出てこない・・・)
またもう一つ、驚かされた事実は、
オオカミは非常に鼻が良く、
保護センターに著者の立ち合いのもとオオカミと触れあいにきた人の中でも
怪我や持病のある人は必ずオオカミに分かってしまい敵意を表すので
自己申告し遠慮してもらっているという。
オオカミは非情な殺戮者だと思われているが、
生態系全体から見ると、
オオカミが襲うのは、群れの中で病気を持っている個体や
遺伝的に弱い個体なのだという。
そうした個体が生き残れず、強い個体が子孫を残すことになるので
オオカミはその動物の群れの存続に貢献しているというのだ。
自然界の奥深さに圧倒される。
* * *
この話から思い出すのは
絵本「ライオンのしごと」
ライオンが他の動物たちを襲ってばかりいるので
他の動物たちに裁判にかけられるが
弱い動物がやられることで、
群れが強くなっているのだというストーリー。
作者は映画「子ぎつねヘレン」の原作者。
この人も、北海道でキツネの生態を調べ続けた人。
絵は、旭山動物園の飼育員から絵本画家になった
あべひろしさん。
子どもにはすぐにはぴんとこないだろうが、
大事なメッセージが込められた本だ。
絵本「ライオンのしごと」
ライオンが他の動物たちを襲ってばかりいるので
他の動物たちに裁判にかけられるが
弱い動物がやられることで、
群れが強くなっているのだというストーリー。
作者は映画「子ぎつねヘレン」の原作者。
この人も、北海道でキツネの生態を調べ続けた人。
絵は、旭山動物園の飼育員から絵本画家になった
あべひろしさん。
子どもにはすぐにはぴんとこないだろうが、
大事なメッセージが込められた本だ。
* * *
それから、各地の先住民の言い伝えに
動物の言葉を話し意思疎通する人が出てきたり、
人が動物になったり、というのも、
あながち作り話ではないのではと思えてくる。
アメリカ先住民の一族の昔の話、
オオカミの群れが近くにいて人間が襲われるので、
ある男がオオカミに、この場所に
自分達を住まわせて欲しいと交渉したが、
やはりオオカミの方も住む場所がなく、
人間たちが出ていくほか無かった、というエピソードがある。
(たしか「知恵の三つ編み」)
動物の言葉を話し意思疎通する人が出てきたり、
人が動物になったり、というのも、
あながち作り話ではないのではと思えてくる。
アメリカ先住民の一族の昔の話、
オオカミの群れが近くにいて人間が襲われるので、
ある男がオオカミに、この場所に
自分達を住まわせて欲しいと交渉したが、
やはりオオカミの方も住む場所がなく、
人間たちが出ていくほか無かった、というエピソードがある。
(たしか「知恵の三つ編み」)
それと、私とtango(小5)がはまった
「クロニクル千古の闇」の物語でも、
主人公の男の子と、その友達のオオカミは常に
意志疎通することが出来るが、
著者はオオカミの生態や
太古の人たちの暮らしをかなり調べて
物語を作ったということなので、
実際にそういう子どもがいたとしても
不思議ではないという気がしてくる。
「クロニクル千古の闇」の物語でも、
主人公の男の子と、その友達のオオカミは常に
意志疎通することが出来るが、
著者はオオカミの生態や
太古の人たちの暮らしをかなり調べて
物語を作ったということなので、
実際にそういう子どもがいたとしても
不思議ではないという気がしてくる。
自然の調和を無視して
人間に暮らしやすいように
世界を変えてきたことは、
人間にとってとんでもなく大きな損失だったのでは、
と思えてならない。
だからといって、
私自身は動物の扱いが得意かというと全くで、
私自身は動物の扱いが得意かというと全くで、
動物どころか人間の子どもすらも、
理解して信頼を得て距離を詰めるのは苦手なほうなのだけど。
理解して信頼を得て距離を詰めるのは苦手なほうなのだけど。