ブラック会社に勤めてるんだがもう俺は限界かも

こんにちはー
今日は天気がいいですね

またもや本のご紹介



「ブラック会社に勤めてるんだがもう俺は限界かもしれない/黒井勇人」

またしても会社モノです
とは言っても今回、かなりブラック！
映画化もされてる作品なのですが、主演の小池徹平もこんなになっちゃってます


～あらすじ～
主人公、プログラマ男(通称マ男)は中学校卒業後、引きこもり兼ニートになる。
しかし働くことを盛んにすすめてきた母親がある日事故で他界してしまう。
それをきっかけにマ男は職探しをし、やっとの思いで仕事に就くが、なんとそこは入社１日目にして説明なしのわけのわからない仕事＋残業(残業手当なし)という超ブラック会社だったのだ！
いい加減なリーダー、お調子者の井出、いじめにあっている上原さん、頼りになる藤田さん…個性豊かな同僚たちにあるときは怒りを覚え、またあるときは尊敬し、そんな悪戦苦闘を繰り返しながら主人公マ男が成長してゆく、そんなストーリー。

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感想↓
この本は「電車男」と同じようにインターネット上の巨大掲示板、にちゃんねるから発生したもので、文章が縦書きではなくスレッド形式(横書き＋レスを付け合って会話のよう)になっている。
手に取ったきっかけは面白そうだったから、ですが、内容はのっけから随分と重たいものだった。
助けを求めてもほったらかしの上司、まず自分がこの状況下に置かれたら間違いなく困り果てると思うが、この主人公はなんとか自分の力で乗り越えてゆく。まずここがすごい！
あまり書いてしまうとネタバレレビューになってしまうので書かないですが、過酷な仕事内容、むちゃくちゃに仕事を引き受けてくるリーダーなど、一見するとこんな会社あるのか？と思えてくるが、実体験を元にしており、レスにも似たような体験をしたひとが書き込みしている。
途中途中ギャグが組み込まれていたりスレッドの住人たちが先を予測したりと、重いながらも一気に読める軽さも兼ね備えている。


こんな感じですかね～( ´∀`)/~~
面白くて、サクサク読めちゃいました


忙しい年末ですが、読書しようと思ってます