ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン

(Eugène Henri Paul Gauguin)は

今からおよそ160年前、フランスにて生誕。


油彩だけでなく、版画、彫刻、などの表現方法を用いて

犬や馬などの動物たちの繊細さ、

タヒチでの円熟した生活の魅力などを描いている。


東京国立近代美術館では、7/3~9/23まで、

世界各地の博物館から集められた

ゴーギャンの絵を展示しています。


今回のメインは、ボストン美術館より今回

日本にやってきた、


「我々はどこから来たのか

         我々は何者か

            我々はどこへ行くのか」

 

(Where Do We Come From?

           What Are We? 

              Where Are We?)

微妙な日記-WWW (写真はメモパッドを写真にしたものです)

この時代に139.1×374.6cmもの大作を書き上げた彼は風変わりであって素晴らしい!



という絵画。広いキャンパスに描かれた

奇抜でいて繊細な人々の生活や自由の観念などが

うかがい知れる圧巻の一枚となっています。


ゴーギャンが好んで書いた、うずくまるように座る女性。

それは人々の死への恐怖の表情をリアルに描いたものとされています。


フランスとタヒチ、場所は違えど

織り成す人間事情はどこか似通う…

それはタヒチがフランス領だったことにあるように感じます。


彼の人生を語る上での重要なキーワード。

ノアノア(Noa Noa)はタヒチ語で「かぐわしい香り」をあらわす形容詞。


ウィキペディアより引用。


タヒチでの妻テウラとの愛の日々や、

現地の漁業、宗教的儀式、神と自然とダイレクトに触れ合う体験を、

クロワソニズム(フランス語で区切るという意味)や

絵画として描くと同時に、随想に書き起こしたのがノアノアと呼ばれる。

いわば随想録である。


ノアノアの表紙は版画の繊細さも、美術館では見ることが出来ます。



))まとめと感想と語り((


ゴーギャンはペルー人の血が混じっていたから、

自分の親の面影を求めてタヒチに渡ったのでは?

と微笑みあったり、絵を見てすごした一日がとても楽しかった。

時代は人を時に冷酷に変えてゆくというのはゴッホとのかかわりで、

うまく言い表せませんが、おなかの中がひやりとしました。

それだけ人を惹きつける魔力があるのでは!

やっぱりすごい人だ!天才?奇才鬼才!どちらも稀有ということですね。


原寸大で見れてどきどきした!