何をするにも窮屈な家だった


顔を会わす度に言われることは


『目付きが悪い』
『勉強をしろ』
『お手伝いをしろ』


うるさい。いつも部屋に隠れてるようになった。


私の意見など一つも聞かないくせに。


たった100円のお菓子も買わないくせに。

美味しさを感じないご飯を用意し、外食など一切なく、出されるおやつはティッシュの上にほんのちょっぴり。


少食だが腹は減る


いつも飢えていた


愛情にも、食欲にも飢えていた


そんな私は反抗心が増し、ますます言うことを聞かなくなる

それに比例し小言が増える

『よその子が羨ましい』
『はぐたらしい』
と、1日何十回と聞いてきたアイツ(母親)の舌打ち


これが、舌打ちが、一番嫌だった


母親は平日は早くて18時帰宅、土日は常に家にいた

私はこいつと一緒にいた時間で、一番舌打ちを聞いて育った


それでも、救いも多少あった

父方の祖母も私を可愛がってくれたのだ

不定期でお金←3千円とか‼️くれた
母親は中学生になっても私に300円しか与えなかったからね

お菓子も大袋のお菓子をこれまた不定期にくれ、弟と分けるように言った


親が仕事に出て帰宅するまでの夕方6時までもハッピーな時間だった


勝手にテレビを見まくった(録画もない、面白いテレビも無かったけど学校から帰って見まくった)


勝手に友達を家にいれた(ある日突然早く帰ってきて、ばったり遭遇した私の友達に2度と来ないでね。とか言っていたムキームキームキー


お菓子欲しくて万引きもした←見つからなかった


金が欲しくて恐喝まがいのカツアゲもし、地元の下級生からは今も嫌われまくっている


そして、年齢があがるにつれ、家庭内問題は母親との関係だけではなくなる。


続く