









「今迄散々馬鹿に
されて来たから
卑屈になって
しまったのね

そう言って母上は
ボロボロになった
爪を悲しそうに
眺めていました‥
長年酷使して
年のせいもあるし
今更爪のお手入れは
諦めていた母上…
父上も
そんなつもりは
なかったにせよ
爪が酷い状態に
なっているのを
もう少し労って
あげれば
よかったのに…

でもね、
父上も入院中
いつも母上には
感謝しているって
そう言っていたのよ

母上は信じないかも
知れないけど

で、今日は
お誕生日の

夏バテ気味の母上を
半ば無理矢理
ネイルサロンに
連れて行って

やって頂きました


まさか自分の


宇宙に向けて
配信されたなんて
知ったら
腰抜かすだろうな(笑)
だいぞぶ、だいぞぶ

私のblogは
そんなに
読まれてないし

サロンに行く途中に
母上から
衝撃的な事を聞いて
又々私は
自分が情けなくなり
「私は本当に
○○家の恥だね‥
ゴメンね‥」と
すると母上は
「そんな事ないわよ
あなたが生まれてから
社宅中楽しかったし
決して私達を
苦しめる為に
生まれて来たんじゃ
ないからね‥
以前あなたが
悩んでいた時に
そうお父さんだって
言ってたわよ」と
思わず私は
札幌の街のど真ん中で
涙が溢れてしまい

慌てて母上と
別行動を取り
私は大丸に向かい
ました

「これから
沢山親孝行するから
長生きしてよっ

何度も言って‥‥‥‥
もろくなった爪が
見事に復活して
もうこれで
堂々とレジでも
手袋なしで
手を見せられるね

母上
