生まれたのは埼玉県ですが
そのあと2年間は東京の田端で
育ちました

この2年間が私にとって
多分かなり…
自分の歴史の中で
強烈な思い出を作ったのだと


2階の窓から富士山が見えた事




水道メーターの蓋を開けて遊んでいて
指を挟んで痛かった事

近所の大きいお姉さんに混ざって
毬つきをして遊んだ事

記憶にはないですが2階の窓から落ちて

たまたま落ちた所が狭い庭の砂地で
慌てて飛んで来た母は血相を
変えて暫く私を抱き抱えて

数分後 パッチリ目を開けて


母の腕からスルリと抜けて
又遊びに行ってしまった武勇伝?


まだ2歳児が一人でトコトコと
かなり遠い所(大人でもわかりにくい道を)迄歩いて
よく母が連れて行ってくれたラーメン屋さんを見つけ
『MoCoんち

ラーメン屋のお兄さんに聞いて
お兄さんも一人で来たのにびっくりして
道を教えてくれたらしく
でも知らん顔でその日帰った私は
母に『今日ねー、電車が見える所迄行ったよー』と話して
母は度肝を抜かれたと


上の二人は小学校と幼稚園に行っていたので
母はよく私を連れて
高田馬場の叔母の所や
銀座のお蕎麦屋さんや
色んな所に連れて廻ったそうです


それで理由が分かりました


東京に行くと妙に落ち着くんです

故郷に帰ったような
安心感

自分が自分らしく居られる場所

そんな所が、もしかしたら東京なのかも…
『三つ子の魂百まで』とはよく言ったもので
私の意外な、はちゃめちゃさは
この東京で過ごした時に
形成されたのかも知れません(笑)

JR車窓から
石狩 当別