こんにちは
MOCOです。

昨日、今日と9月中旬・下旬の
気温ということで涼しく、猛暑が
遠い過去のように思えます。

前回も歯科経営について触れていましたね。

飲食店の経営で
面白いと思うのが
「俺の株式会社」さんのビジネスモデルです。

俺のフレンチ
俺のイタリアンなどで
成功されている企業さんです。

行ったことがありますか?

原価の中に占める人件費などを
「料理」にシフトするという路線。



料理以外のサービスを求める方は
☆の多いお店に行くと良いと思います。

良い立地・素敵な夜景
気配りの出来るウェイター
コンシェルジュ
パフォーマンス
設備などなど
直接口に入るもの以外の雰囲気などを
料理の代金にプラスしていますね。

料理は目からという言葉もありますし
時間や場所や音楽、客層の感じ、
雰囲気で美味しく感じることもありますので
悪い訳ではありません

俺の株式会社さんの路線のモデルも
他のサービスなどをカットする分
原価の料理にかけられ、
リーズナブルで本格料理・美味しい料理
食べられるのだから嬉しいですよね

飲食店の場合は
お店を使い分けるもの
ありかもしれません。


さて、
歯科の経営とどんな繋がりが!?
と思いますよね。

歯科の経営の中で
どこにコストのウェイトを置いているかで
医院さんの方針が浮き彫りになります。

歯科でも患者さんに
直接関係するもの
間接的なものがあると思います。

例えば、材料費は直結ですね。

スタッフさんのシフトはどうでしょう。

テナント代、先生の給料、
使いまわすもの、使い捨て
研修・セミナーの費用など、
最新の設備、良い薬剤、
色んなものがありますね。


見えない所で衛生面をきっちりされている医院さん

衛生士さんの研修に費用を出し
スタッフ全体の治療のレベルを高める医院さん

クオリティの高い技工所を選ぶ医院さん

性能の良い器具や設備を使う医院さん

院長の給料だけとても高い医院さん

質より安い材料を選ぶ医院さん


この部分の比率が高い医院さんなんだ。と
治療の輪郭も見えてきます。


単純に経営だけ考えると
単価が高く(自費率を上げる)、
患者さんが多く、
リピートしてくれて(定期)、
キャンセルは少なく、
コストは低くということが出来ると
黒字だと思います。

どこの歯科経営セミナーでも
言われることですが。


患者さんに
気付かれることがなくても

真面目にやっている医院さん
気遣いとしている医院さん
こだわっている医院さん

きっと報われます。


患者さんの為

患者さんが喜ぶから




短期的には非効率で
コスト高かもしれませんが
損して得取れの精神は
長い目で見るとプラスになると思います。

自分の家族にもしたい治療やサービスを
行っている歯科医院さんを
応援しています


MOCO