目指してました（ブログネタ）

本文はここから

友達じゃないですが、昔、自分が役者目指してました。

学生の頃ですが、演技の勉強や体作りや発声練習など大変でしたが、とても楽しい想い出です。

ドラマのヒロイン役のオーディションのお話が一度きたのですが、

学校の大事な試験と重なり、母に学校を優先するようにと言われたので、

そのお話は、あきらめました。　（今思うと、もったいない話ですが。。。）

学校を卒業してから、会社に勤め、結局一度辞めました。

それから、月日が流れて、やっぱりあきらめきれずに、もう一度オーディションを受けて、

事務所に所属して、レッスンを受けながら会社勤めしてました。

所属してからまもなく、小さなお仕事ですが、来ました。

あるドラマにエキストラとして出演しました。

大勢の中の一人でみんなと同じようにしていれば良いので簡単だと。。。のんきにかまえて行きましたが、

現場にいくと、緊張感があり、出番を待っている間、モニターを見ながら、落ち着かない。。。心臓がバクバク。。。

呼ばれて、いざ。。。。そこは別世界。。。

テレビで見ている、有名な方がずらり。。。。カメラがいっぱい。。。

頭真っ白になってました。そんな時、「そこの子。。。ちょっと」って呼ばれて、

何かと思ったら、主役の方の後ろに配置されまして、

しかも、ひとり動きを指示されました。。。緊張のあまりまったく体が動かない。。。

結局合図されても、動けずに、最悪でした。。。。。

でも、なんとか演技をして無事に終了。。。

こんなにも緊張して大変。。。セリフなんかとても言えない。。。みんなすごいな。。。って反省と

厳しさを感じ。。。くら～く下向いて片付けをしていたら、「横すわってもよろしいですか？」

「はい、どうぞ」って顔も見ないで（私って、失礼ですね)答えて、ふと見ると、

ええ～！？これは現実？夢ですか？ってくらい、頭の中はパニック

そのドラマの主人公の俳優さんが声をかけてくれました。

私が、固まって動けなくて、落ち込んでいた時に、こっちをみて優しくニッコリ笑ってくれていましたが。。。

落ち込んでいる私に、元気付けてくれるように、　「主役も大変なんですよ」と話しかけてくれました。

ものすごくフレンドリーに接してくれて、本当に夢のようでした。

事務所の方が用意してくれたタクシーが待っていたので、ほんの２，３分ほどしか会話はしてませんが

本当に、優しくて、気さくで、気取らない素敵な方で、それからファンになりました。

芸能界って華やかな世界に思っていましたが、みなさんとても真面目で、一生懸命で、

終わると一目散にみんな帰宅して、思っているような感じではなかったです。

その後も、一度CMの撮影も経験しましたが、寒い冬に半そでで、一日中歩いて同じ動作をして、

クタクタになりました。

その時、そのCMに出ていた芸能人の方とも、休憩の時に色々お話したのですが、

ほんとうに、素晴らしい人間性で、お仕事を本当に愛し真面目な方でした。

その後に、病気をして無理ができないようになってしまい、今度は本当に芸能界と

さよならをしたのですが、とても素晴らしい経験ができてたことが人生の宝物になりました。