包丁の切れ具合が悪くなったなぁ…と
研がなきゃと思いながら
思い出したことが
主人の父が元気だった頃の話
主人の父は 貸家を何軒か持っていました
ある日 男性が訪ねてきました
「そこの Aさんに包丁研ぎを頼まれてお持ちしました でも お留守なようで 私は他へ回らないといけないので 預かってもらいますか?」
と 言われたそうです
留守なら仕方がないので 預かりますと
お父さんは 答えたようです
そしたら 相手の方が
「実は 研ぎ代金に二千円頂きたいのですが …」
お父さんは 「立て替えますよ」
で 二千円を渡したそうです
夕方になって Aさん宅へ 包丁を持って行くと
「それはうちではない」 の返事
お父さんは 他の貸家の皆さんにも声かけたけど
誰も頼んでなかったそうです
で… しばらく包丁を預かっていたけど
誰も取りに来なかったので
うちの包丁にしたそうです
お父さんは 騙されたかな?
と 思ったそうですが
まぁ 包丁を買ったと思えばいいか…
だったそうで
それがあの包丁だと教えてくれました
私が あっあの包丁ですか?
あれは 切れ味いいですよね
使いやすいです (のんきな嫁の返答)
と言うと お父さんも
「そうなんだよ 切れ味いいから 儲けた気分だ」
と言ってました
包丁事件は 私がお嫁に来る前の話です
今 いろんな詐欺がありますが
これは お互い損してないような…
で その時は 笑って聞いていた私ですが
もし 逆上されてたら その包丁を違う使い方をしていたかと思うと
いまさらながら 怖いですね
お父さん 無事でよかったという話でした
ちゃんちゃん
そうそう
例の包丁ですが
お父さん亡き後
のんきな嫁(私)がそのまま使わせてもらってます
相変わらず 使いやすいです
