分野: スポーツ・芸術

評価: 3

 

Jリーグ初代チェアマンの川淵氏が、スポーツ界への思いを存分に語る。

 

サッカー、バスケットボールのプロリーグを取りまとめ、現在は日本トップリーグ連携機構会長を務める著者。その実績から、色々なスポーツ界からの依頼や相談を受ける。本書では、自らのサッカー選手としてスポーツに関わってきた経緯を語る。またスポーツ界の展望や問題点について、経営や現場、教育の視点で持論を展開する。

 

十分な実績を持つ著書の論だけに説得力がある。激情型で自分の意見は率直に述べるため、嫌う人もいると自ら分析するが、信念があるために慕われるのだろう。

 

最近マイナス面で何かと話題となる日本のスポーツ界であるが、これらをバネとして世界に台頭して欲しい。

 

 

評価
  5:大変面白い、名作
  4:かなり面白い
  3:普通に面白い
  2:あまり面白くない
  1:全然面白くない